桜花賞 考察
【トレンドは余裕のある臨戦過程】
上記の2データから考えられることとして
①桜花賞に余裕を持って臨める馬が優勢
②馬券妙味としても前哨戦凡走組・休養明け組が好ましい
そして、もう1つ気にしておきたい傾向がある。
ここまでの内容を中心として、今年の桜花賞における注目馬をピックアップしていく。
●注目馬見解
☆サークルオブライフ
3走前はラスト3F【11.6-11.5-11.7】とほぼ減速しないラップを前にいたベルクレスタに0.5秒差の上がり最速33.5秒で差し切り。この馬単体であれば、間違いなく最後は加速ラップで、ゴール後もベルクレスタを突き放すように抜けていたところを見ても余力は十分。流石に強すぎた。前走は終始いつもとは異なる先行策で直線弾けず3着。多少の距離ロスを許容しても中団から長く末脚を伸ばすレースがこの馬本来の持ち味で、それが出来るジョッキーだからこそ、本番は差しに回るはず。そうなれば阪神JF同様上位に食い込む可能性は非常に高い。ナミュールとの再逆転は普通に有り得ると考える方が好ましいので妙味はこちらの方。
☆ウォーターナビレラ
2走前は前後半2F目で共に10秒台が入るラップ。中間緩む展開で差し有利。展開不向きな上に早め先頭は苦しい内容。あの3着は価値が高い。前走は、直線入口から進路が無く、完全に追い出しが遅れた形でラストも無理に追ってはいない中で、足を余すように伸びていたので完全に不完全燃焼。賞金も足りている中での前走だったので、間違いなくメイチは今回になる。ナミュール・サークルオブライフらと比較して前に居ることがアドバンテージになる馬なので、今回は先行策を取るだろう。前走の負けでオッズが下がる今回は確実に拾っておきたい1頭。
☆アルーリングウェイ
前走の内容が超優秀。昨年以降の中京芝1600mにおいて、「前半4F=47.2以内,後半4F=46.8以内」で勝利したのは10頭。全て馬名を挙げる。【ケイデンスコール・エアロロノア・プログノーシス・カレンシュトラウス・ジャスティンカフェ・プリンスリターン・ソウルラッシュ・ディヴィーナ・ザダル】この9頭とアルーリングウェイである。前者の9頭は軒並みOP馬であり、今後重賞路線を賑わせるであろう馬も数頭いる。そのような走破内容をデビュー3戦目の3歳2月時点で叩き出してしまうのだから、これは見えない能力を先物買いする価値がある。また、倒した相手もルージュラテール(ダノンスコーピオン・ソリタリオ・サウンドビバーチェと好勝負)やママコチャ(ファンタジーS3着)など弱くないためレースレベル自体も評価出来る。先行しながらもラストで2.3着馬をもう一度突き放すような脚色からも、まだ底を見せていない。1発可能性を秘めた穴馬として取り上げておきたい。何かの間違いで30倍くらいついたりしないですかね〜🤔
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