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卒業旅行は海外で 【7】


海外旅行を計画している方々にお送りする、旅行の計画、準備、対策などをご紹介します。今回は、現地通貨です。

  1. パッケージツアー

  2. 旅行先選択

  3. 航空券の探し方

  4. ホテルの探し方

  5. パスポート

  6. 現地のインターネット

  7. 現地通貨

  8. トラブル対策

  9. 土産

  10. 異文化への対応

  11. スーツケース

  12. 空港・機内の過ごし方

  13. 荷物の留意点

 

7.現地通貨


 旅行先での料金支払いは、クレジットカードで可能な場合が多いです。しかし、空港からホテルへの交通機関、現地の商店、観光地の入場料など現金でしか受け付けてもらえないこともあります。そのために、日本円を現地通貨に両替して利用します。
 日本の空港などでも、日本円から外国の通貨に両替ができますが、筆者の経験では割高で旅行者にとって不利なので、現地の空港で両替するのがよいと思います。
 現金の両替では、その場で現地通貨を数えて、表示の通り、紙幣とコインが揃っていることを確かめましょう。両替所で行列ができていても、きちんと数えましょう。場所によっては、金額をごまかされることもあります。
 空港の銀行や両替所は、市内の銀行や両替所よりも、観光客にとって不利な為替レートになっていることが多いです。だからホテルまでの交通機関の料金、到着日の飲み物や軽い食べ物に必要な分だけを両替することをお勧めします。
 必ず小銭を混ぜてもらいましょう。ホテルまでバスを利用して、€50札を出しても、「釣りはない」と言われるでしょう。

 クレジットカードが使える場所が増えています。VISAタッチで決済できるクレジットカードならば、対応している交通機関でタッチして利用できます。2023年7月、レンヌ(フランス)の地下鉄がVISAタッチで利用できました。
 現地通貨をすべて使用するのは、かなりテクニックが必要です。余った現地通貨は、日本で「ポケットチェンジ」を使えば、日本で使用している電子マネーや交通系ICカードに日本円に両替して振り込むことが出来ます。ただ、「ポケットチェンジ」はどこにでもあるものではなく、設置してある場所を探さなくてはいけません。
 対応している通貨は、日本円、米ドル、ユーロ、中国元、韓国ウォン、台湾ドル、シンガポールドル、香港ドル、タイバーツ、ベトナムドンです(2024年1月現在)。筆者は、2022年11月に関西空港で利用しましたが、香港ドルの一部が両替できませんでした。香港ドル紙幣の種類が多く、すべてに対応していないからだそうです。


次は、トラブル対策 です。

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