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フラスタ・楽屋花の送り方



──── こんにちは、バロムPです.


そしてこちらが推しです(人生ダイマ走法)



私は今,推しを”倒す”活動をしています

!?



今年こそは大差で理解らせることができると思ってました.



うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!




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1.はじめに

改めましてこんにちは.バロムP(@uduki1028)です!!!
突然ですが

何?とにかく急いでるって?まずは落ち着いて.ここには,スタンド花や楽屋花を送るために必要な情報を一通り揃えてある.時間がなくて焦る気持ちはよくわかるが,まずは落ち着いて深呼吸をしてほしい.この記事に書かれている内容は次の通りだ.相談事がある場合は(@uduki1028)までDMをくれたって良い.検討を祈る.


茶番はここまでにして,さっそく本題に移りたいと思います.最近ちょくちょくお花の贈り方について相談を受けることが多くなってきました.自分は今まで何度かフラワースタンドや楽屋花を贈った経験があり,下記の記事には,今までの制作事例を載せております.しかし,お花を贈るまでの過程や進め様などはあまり触れておらず,お花を送ってみたい人が一番気になるポイントかと思います.


そこで,今回は今までの自分の経験に基づいて制作事例の進め様を具体的にお話しさせて頂き,お花を送ってみたいと思っている方の参考になればと思い,筆を執ることにしました.本記事では,SNS等で有志一同を募る場合に企画者としてどんなことを考えておけばよいかに焦点を当ててお話ししたいと思います.個人でお花を贈る場合は,そこまで考えなくてよい内容も含みますが"大は小を兼ねる"ので,基本的にはどちらのケースも対応できると考えております.また,本記事の対象者は,少しでも細部にこだわりたい方を対象とした内容となっております.そこまで詰めなくても良いやと思う方は,要所要所を参考にして頂ければと思います.




2.なぜお花を贈るのか

応援している気持ちを,とにかくどこかへ吐き出したい.そういう方もいらっしゃるのではないでしょうか.プレゼントBOXで贈り物をしたり,ファンレターを書いたり,色んな手段を使って推しに気持ちを伝えようとしている方はたくさんいらっしゃると思います.そんな中で,なぜお花を贈る選択をするのでしょうか.自分の回答は「形あるもので推しに思いをぶつけたいから」です.お花は推しへの思いが形なったものだと考えております.なので,基本的にはお花の細部までこだわりを入れますし,出来上がったものを見て,今の自分の気持ちを再確認することも度々あります.何より,やり終えた後の達成感は本当にすごいです(一度ハマったら抜け出せないかも)お花の中でもスタンド花を贈るのか,楽屋花を贈るのか.それぞれスタンスがあると思っております.個人的見解です.


■スタンド花を贈るスタンス
とにかく豪華なものを送って応援の気持ちを届けたい.演者さんだけでなく,応援するファンの人たちにもお花を見てもらいたい.けれど,一人で出来ることには限界があるので,参加者の協力を頂き,皆でお花を送りましょう.のスタンスだと個人的には思っています.パネルに参加者の名義を記載することで,多くの人達が演者さんを応援していることを伝えることもできる.もちろん個人で出す場合は難しいことを考える必要はないのですが,ライブがあるたびに毎回10万円を超える代物を送り続けるのは相当ハードルが高いと思います.

■楽屋花を贈るスタンス
スタンド花ほど大きいものではないが,個人でもお手軽に(?)気持ちを届けられる.周りの人たちに見せたいというよりかは,とにかく演者さんに見てもらいたい.楽屋裏の控え室でじっくり見てもらいたい.

■運営の方達へ感謝
当然ですがお花を贈る場合にも,ルールが存在するので,事務所やイベントページのレギュレーションを確認し,お花を贈ってよいか必ず確認しましょう.運営は我々のわがままをどのように受け入れるか検討してくださっています.これ以上迷惑をかけないためにも,最低限ルールは守りましょう.(運営の回し者じゃないです)

運営さん、いつもありがまんきゅう!!



3.お花を贈るまで

ほ   ん   へ

準備段階でやることはざっくり下記になります.詳細は1つずつ説明します.

1.お花の構想を決める
2.ざっくりスケジュール想定を引く
3.お花屋さんの選定
4.絵師さんの選定(※)
5.パネルメーカーの選定(※)
6.Twiplaなどで有志を募る

(※)イラストパネルを使用する場合


Twipla等での告知のタイミングは,企画者の力量の見せ所になります.自分の場合は,企画のクオリティや信頼性を重視して,イラストのラフが完成して,お花発送までのスケジュールがある程度見えた時点で告知をするようにしておりますが,告知タイミングは早いほど有志を集める期間が長くなるのでメリット・デメリットはあります.

最初はハードル高いかもしれませんが,苦労して作ったものほど,実物を見た時の感動はマジで半端ないです.自分が初めてフラワースタンド送った時は,ライブが終わった直後にしわくちゃな顔で号泣してました.それくらいやり終えた後の達成感がすごいです.




1. お花の構想を決める

これは最初の時点で決まってなくても大丈夫です.そもそもどんなお花を贈れば良いかわからneeeeeeーーー!!なんてところから始まる方の方が多いのではないでしょうか.そんな方は,まずは調査です.「フラスタ 事例」なんかで調べて,ある程度頭の中でイメージを持っておくと良いかもしれません.後々お花屋さんと相談しながら決めていけば良いですが,拘りたい人はイメージ図を用意したり,参考にしたいお花を用意した上で,お花屋さんと打ち合わせするとスムーズに進むと思います.使いたいお花の種類・お花の色味など,自分の中で引き出しは持っておいて損はないです.



自分の場合は,ある程度イメージを固めた上で絵師さん(姉)にデザインを依頼してフラスタのデザインを書いてもらったりしてました.とにかく拘りたい人はイメージ図を作っておくと後々かなり楽です.最近だとココナラというサービスを使えばざっくりとしたデザインラフを数千円~1万円で依頼できると思います.ココナラについては後ほど説明します.

デレマス7th 名古屋公演


シャニマス5th



2.ざっくりスケジュールを引く

仕事かよ.はい仕事です.これは人にもよりますが,企画を立てて人様からお金を頂く以上は,頭の中で想定は持っておきましょう.スケジュールが必要な理由は,お花屋さんや絵師さん,パネルメーカーと会話する中で,いつまでに必要部材(パネルなど)が必要か,いつまでにイラストを完成させる必要があるか,いつまでにパネルデータを入稿する必要があるか,などスケジュールを確認する必要があるからです.もちろん個人でお花を贈る場合は,お花の発送に間に合えば何だって良いです.


シャニマス5thライブで立てたスケジュール

当時はフラスタがOKかどうかも直前に発表されたので,楽屋花とフラワースタンドの両構えで構えたスケジュールを引いていました.イラストの進捗については11月くらいから動きをかけていたのでかなり余裕があり,記載していません.

1.まずはお花の発送日から逆算して構える
 →大体ライブの前日か前々日に現地必着であるケースがほとんど.
2.いつまでに必要部材が揃う必要があるか,後々お花屋さんと相談.
 →遅くても1weekほど前にお花屋さんの手元に部材があれば間に合う
  お花屋さんとの打ち合わせ時に確定させればOK
3.パネルメーカーにパネルの納期を確認
 →5-10dayくらいのケースがほとんど.部揃に間に合うように絵師さんと調整.
4.絵師さんとイラスト完成日程を調整
 →進捗具合は,絵師さんによるのでこちらでスケジュールをざっくり引いて
  ある程度早めに動き出した方が良いです.

楽屋花の場合は,必要部材のサイズが小さいので,上記より日程の余裕は出てくるはずです.結局のところ各所に依頼をかけることになるので,ざっくり頭の中のスケジュールを持って最初にお花屋さんと部揃の日程を会話しておけばOKです.




3.お花屋さんの選定

スケジュールが引けていれば,かなりスムーズにお話が進むと思います.お花のイメージが決まっている場合は,実現手段を詰めるだけです.当然初めての方は,理想的には進まないと思うので,まずは店選びの方法からご説明します.とは言っても,自分が初めてフラワースタンドを贈る際に実施したことは,インターネットで実績のあるお花屋さん10店舗くらいに問い合わせメールを投げて,メールの返信の感触が一番良かったお店に決めてました.日程に余裕がない方は,気になるお店を絞って電話して聞いてみましょう.



お花屋さんに問い合わせましょうって書いてあるけど,具体的にどういう風に問い合わせれば良いわからん!!いきなりはハードル高い!!そういう方もいらっしゃると思うので,問い合わせ内容の要点をざっくり書いておきます.

1.お花の注文を検討していることを伝える
2.送付日時
 →お店の混み具合やスケジュール次第で対応可否が決まる
3.送付場所
 →店によっては送付可能な地域が決まっているので要確認
4.予算
 →相場がわからない方は4章に過去事例を載せてます
  後は自分のお財布と相談してください.
5.作りたいお花のイメージを伝える
 →決まっていればでOK.相談して決めていきたいならその旨を記載.
6.どういうふうにお花の作り様を決めていくか
 →イメージだけ伝えて後はお任せなのか
  店舗に足を運ぶ or オンラインでの打ち合わせは可能か など

電話でもメールでもOK





ポイントとしては大手のお花屋さんを選ぶか,そうでないお花屋さんを選ぶかです.大手のメリットは,実績があり店側も手慣れていることです.一方でデメリットは,客が多いせいか連絡が返ってくる頻度が少ないケースがあることです.店によっては,ZoomやLINEで打ち合わせや,こまめに連絡を取れる店もあったりします.「わからん!とにかく助けて」って人は大手の花屋さんにお願いして良いと思います.おすすめのお店については,自分も行きつけの店にお任せしていることもあってあまり情報持ち合わせてないです.Twiplaで検索かけると,企画ページにお花屋さんを記載しているページもあるので参考にしてみてください.

関東ならこのあたりがよく聞くお花屋さん(Lujoさんは神の店です)



名古屋ならこの辺り?



4.絵師さんの選定

一昔前までは,身近に絵師さんの知り合いがいないから何もできない…なんて思っていましたが,最近は身近に絵師さんの知り合いがいなくても問題ないです.自分は数年前まで姉にイラストを依頼していたのですが,最近はお花を贈る頻度も多くなってきたこともあって姉に負担をかけられないなと思い,下記のサービスを使うようになりました.

こんな感じで,今は個人でも絵師さんにイラストの依頼が簡単にできる時代です.イラストのサイズは,楽屋花でもフラスタでもA4かB4で300-350dpiくらいあればどちらでも対応できると思います.当初は,画質劣化を懸念して大きめのサイズで描いてもらっていましたが,サイズが上がると料金も上がります.コスト削減のためにA4サイズで納品してもらい,データ入稿時に自分でイラストをA2やB2に拡大するようにしています(事前に絵師さんから許可もらいましょう).dpiがしっかり確保できていれば,A4からA2やB2への拡大によるジャギーはほとんど気にならないです.


絵師さんへの依頼の仕方についてですが,気になる絵柄の絵師さんを見つけて見積もり依頼をかけましょう(ココナラページ内にあります).最小限伝える必要があるのは下記項目になります.

1.依頼内容
 →何を描いて欲しいのか 
2.イラストの用途
 →何に使うのか  
3.描画対象の素材 
 →添付で送りましょう
4.サイズと解像度
 →A4かB4で300-350dpi
5.イラストのテーマ
 →怪文書を送りつけましょう() 
  細かい設定や思いなど,情報はあればあるほどよいです
  むしろ省いちゃダメ.
6.構図
 →どんな構図にしたいのか
7.表情
 →どんな表情にしたいのか
8.衣装  
 →どんな衣装を着せたいか
9.納期
 →いつまでに描いて欲しいのか
10.商用利用か
 →No
  有志から集金予定.お金儲けが目的ではないというスタンス




5.パネルメーカーの選定

パネルメーカーについてはそんなに悩まなくても良いと思います.自分の場合イラストパネルはアクリルパネルにしたいという拘りがあるため,割と安く手配できるアクセアさんにお願いしてます.アクリルパネルも厚みやサイズによって重量や耐久性が変わってきますが,A2 or B2 の3mmで印刷しておけば,まあ問題ないと思います.参加者パネルもデザインどこまで拘るか次第ですが,複雑な形をしていなければプリオに頼んでおけば無難かと思います.





ハマるポイントは店選びというよりは,データ入稿だと思います.テンプレートデーターが,イラストレーターやフォトショップなど指定のフォーマットになっている場合が多いので確認しておきましょう.自分の場合はここ数年でフォトショップを使いこなせるようになりましたが,描画ソフトを使ったことがない人や有償ソフトに手を出したくない人は少々手こずるかもしれません.アクリル印刷をしてみたい人は,アイビスペイントやメディバンペイントなどの無償版を使ってレイヤーという概念に慣れておく必要があります.普通のパネルで良いやという人は,入稿データのフォーマットを確認しておきましょう.自分の場合は入稿作業は全部自分でやってますが,ココナラ使って代行も可能なのでお財布と相談ですね.



6.Twiplaで有志を募る

個人でお花を出す方は,読み飛ばしてもらって大丈夫です.まずはTwiplaを使って告知をしましょう.


有志を募る場合は,企画のクオリティだけでなく主催の信用も関わってきます.人が集まるか不安だと思いますが,実績を重ねて信用を勝ち取りましょう.

準備は整ったね?


企画ページのフォーマットはどこかのページを参考にすればOKです.要点だけ押さえるとすれば,下記はページに記載しておきましょう.

1.企画概要
2.参加方法
3.参加費について
 →料金と支払い方法.使用用途を記載する.
  最近はPassMarketが主流かも
4.スケジュール
 →Mustではない.あった方が信頼感が出る
5.完成品のイメージ図
 →Mustではない.あった方が信頼感が出る
6.完成写真
 →実物見れない方もいるのでMustだと思う
7.収支報告
 →人による.流石にMustだと思っている

参加者への連絡は基本DMで連絡するケースが多いです.最近はX(旧Twitter)の規制が厳しく,課金しないと1日のDM送信件数に制約があるので,参加者にまとめて連絡するケースが増えてきました.自分は泣く泣く課金しました.参加費については参加人数によって参加費を決めるケースもありますが,1口1000円であるケースが多いです.初めて企画を立てる方は割と赤字覚悟でやった方が良いです…。もし黒字になりそうな場合は,返礼品などで利益を出さないように調整を入れることもあります.流石に黒字になると,余ったお金どうするんだ問題が出てくるので(ありがたいお話ではありますが)




4.過去事例と製作費

自分の今までの制作事例と,製作にかかった費用を紹介します.アレンジメント(楽屋花)はお花だけで,¥10,000~40,000.フラワースタンドはお花だけで¥30,000〜100,000くらいが相場だと思います.イラスト費用は絵師さんによって変わるので一概には言えません.過去事例を参考にしてみてください.イラストは途中まで姉にお願いしてたこともあり,結構安くで描いてもらっていました.



デレマス7th 名古屋公演

製作費:¥124,855
・スタンド花制作費    :¥66,000
・イラスト依頼費    :¥35,000
・アクリルパネル製作費 :¥19,800
・参加者パネル2枚製作費 :¥4,055


デレマス7th 大阪公演

製作費:¥74,501
・楽屋花制作費     :¥27,500
・イラスト依頼費    :¥35,000
・イラストパネル製作費 :¥11,000
・参加者パネル2枚製作費 :¥ 1,001


シャニマス4th

製作費:54,000¥
・お花代(パネル込み)= ¥39,000
・イラスト製作費   =¥15,000


シャニマス 対バンライブ MUGEN BEAT

■支出=74,260¥
お花代(パネル込み): ¥40,500
イラスト製作費   : ¥33,760
この辺りからココナラ使い始めました.イラスト費用もバカにならないですね


峯田さん誕生日企画

製作費:74,700¥
・お花代(パネル込み): ¥39,790
・イラスト製作費   : ¥35,000


MOIW2023

製作費:77,425¥
・お花代(パネル込み): 40,500¥
・イラスト製作費   : 36,925¥


シャニマス5th

製作費:13,1691¥
・スタンド花製作費   : ¥66,000
・イラスト製作費    : ¥50,500
・イラストパネル印刷費 : ¥8,030
・参加者パネル印刷費  : ¥7,161


シャニマスソロライブ 我儘なまま

製作費:88,830¥
お花製作費     :¥35,000
イラスト製作費   :¥50,200
イラストパネル製作費:¥3,630


ナガノアニエラフェスタ2023

製作費:61,782¥
・お花製作費     :¥33,000
・イラスト製作費   :¥16,880
・イラストパネル製作費:¥2,970
・周辺パネル製作費  :¥8,932


シャニマス5.5thライブ

製作費:86,060¥
 お花製作費     :¥33,000
 イラスト製作費   :¥50,640
 イラストパネル製作費:¥2,420


峯田さん誕生日企画

製作費:53,800¥
・お花製作費     : ¥30,000
・イラスト製作費   : ¥20,500
・イラストパネル製作費: ¥3,300



5. 終わりに

これを機に,1人でもお花を送る人が増えたら嬉しいです!!

みんなも推し活


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