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大人の階段の〜ぼる〜

 まさかこんなに早くNote書くことになるとは思ってなかった。でも書かずにはおられなかったぜ。

 刺激的なExplicit(露骨表現)Ver.については後から述べるとして、まず先にMVについて。

 まず率直な感想はこのままなので貼ります。

 しつこい男は大嫌いなんですが、なぜこのMVは楽しいのだろう。イケメンだったら全てが許されるのだろうか?いや、顔で全てが解決するわけない…としばらく真面目に考えてみた結果、ある結論に達しました。

 このMVのグク、人間じゃないよね?(生き返ってるし、電車の窓に張り付いてるので当然といえば当然ですが)

 相互の方ともちょっと話してたんですが、この2人が一緒になると天変地異やら世界の崩壊やら超常現象が起こるのかもしれません。だからハン・ソヒさんが演じる女性は自分の気持ちがどうかの前に絶対結ばれてはいけないと拒否し続けている。生理的に無理で拒否ってるのではないんじゃないかな。グクを拒否る人がいるはずないでしょうという思い込みもあるかもしれないけど。でもグクは人外だからぶっちゃけそれで多くの人が犠牲になろうと、世界が崩壊しようと、彼女さえいればどうでもいいのだ。しかも、おそらく彼女だけなら守れる力も持ち合わせているんだろう。

 でも、そう言われて「私が死なないならまぁいっか」って受け入れられないじゃない。そんな非日常より平穏な日々が一番だし。でも結局最後は彼女の方が折れるという。

 じゃあ、世界はどうなってしまうの?とも思うので、個人的には、女性が「付き合ってあげるから誰も犠牲にしないで。一緒に世界の崩壊を止める方法を探そう」という条件を出してグクがOKを出す結末を希望します。そこから始まるマーベル映画はいつ公開ですか? 私、監督やりましょうか?

 まぁこれはファンタジーだけど、グクと付き合うことになったらそれくらいの覚悟が必要だろうなぁ。他のメンバーにも言えることですが、お相手に対して「羨ましい」とかより先に「お疲れ様です、大変ですね」という感想しか湧いてこない私はファンを名乗り続けてていいのだろうか…。

MVは目眩しだった

 さて、MVが可愛かったのですっかり騙されましたが、実際はめちゃくちゃ大人な歌詞だった今作。Explicit(露骨表現)Ver.をお聴きになった方はもうお分かりでしょう。日頃読んでくださっている方に未成年はいないと思いますが、そういう話になりますので、苦手な方はこれ以上進まない方が身のためです。大丈夫な方だけどうぞ!!




 既に色々な方の訳が出回っているし、歌詞は個人の解釈によるものが大きいと思うので、私は曲を楽しむのに知っておくと楽しいぞ?という観点でいくつか情報提供をしたいと思います。

まるで官能小説

 Explicit ver. とClean Ver.で違うのは2箇所(見過ごしているところあったらすいません)。

lovin' → f***in'

 もはや「くたばれ」とか「すっこんでろ」的な意味で映画やドラマで口癖のように出てきますが元々は性行為を表す言葉。ということは毎日したいのね。若いね…ww

 このFワード、おそらく非英語圏で思われている以上に重い言葉で、ハリポタのヴォルデモート並に言ってはいけない言葉だと思う(環境にもよりますが)。特に私のような幼い子どもがいる家庭では非常に敏感になります。学校でもかなり気をつけられてるんじゃないかな。Clean Ver.とか不自然に曲中の言葉が消される場合があるのも、子どものいる家庭でも安心してプレイリストを聴けるようにする目的で分けられているんじゃないかと。

 うちも以前は夫が割と口癖のように使ってましたが、一時期子どもの前で言ったら一回ビンタする制度を取り入れていました(笑)我が家では今のところ、びっくりしても ”What the ..…⁈” で止まる方針になっています。どうせティーネイジャーになったら使い始めるんだろうけど。イマイチここら辺の基準は私もよく分かっていません。

 そんな中で、規制をくぐり抜けた(くぐり抜けたんだったっけ?)曲といえば、これ。

If U Seek Amy(もしエイミーを探すのなら)発音してみれば、あら不思議。F.U.C.K. me になるので、歌詞の意味が大幅に変わってくるという。本当悪い女だわ。しかしカッコいいんだよな、この曲。

 まぁ、そんなお遊びが出るくらい大ごとのワードなんですが、そういう言葉を積極的にChapter2でメンバーたちが使っているのが興味深いです。でもここでも書いたけど、ジンくんとテヒョンが使うのは全く想像つかない。2人はそのままでいてほしい気もするし、でも、それもまた私の理想を押し付けることになっちゃうから、本人たちがやりたいことやってくれればそれでいいです。

we → you

 It's the way that we can ride (それが僕たちの乗り方)の we が you になっている。これで何が変わるかというと、we だと一緒に楽しんでいる感じですが(どちらにしてもR18に取れますが)、you だと相手が「乗っている」。つまり、ある程度体位が限られてくるのではないでしょうか(大丈夫ですか、皆さん付いてきてますか)。

 その後の You wrap around me (君は僕を包み込んで)の描写から騎乗位でなく対面座位と捉えることも可能だと思います(大丈夫ですか、皆さん付いてきてますか)。

 そしてこれらの体位はどちらかというと女性主導、女性に優しいスタイルと言われているものだから、あまり不快に感じないのかもしれない。エロいし色々と野生的だけど、ちゃんと思いやりがあると捉えることができます(あくまで個人の見解です)。ぶっちゃけ7日とか女性には悪いイメージしかないじゃないですか。そういう一方的な行為じゃないよというのが端々に感じられる気がする。グクフィルターのおかげもあるかもしれないけど。

 関連して、Cleanでも変わってないけど、最初の部分。

Weight of the world on your shoulders(君の肩にのしかかる世界の重圧)
I kiss your waist and ease your mind(そんな君を癒すため腰にキスをした)
I must be favored to know ya(君を知ることができてよかった)
I take my hands and trace your lines(僕の手で君の線をなぞる)

 ここのパート、ちゃんと労っている感じがする。ただの動物的な繋がりだけじゃなくて精神的にも愛おしく思っていることが伝わると思います。おそらく事後?に腰に口付けて、君の線(身体のライン)を撫でるのって相手を大事に思ってないとしないからね。ただやって終わりじゃないからね。ちゃんと愛があることを感じられる描写で重要な役割を示していると思います(あくまで個人の見解です)。

 あ、今気付いたけど、Weight of the world on your shoulders(君の肩にのしかかる世界の重圧)って私が最初に書いたMV考察にも繋がるね? 彼女の選択に世界がかかっているんだ!そりゃプレッシャーだわ、可哀想すぎる(他人事)。

Lattoさん、ノリノリやね

 あと今回、Lattoによる女性の立場からのラップが入ってるのも大事だと思います。ちゃんと女性側もノリノリだと分かる。こういうのは双方が楽しんでいるのが分かって初めて対等と言えますから。

 Lattoのバース、日本語字幕は柔らかくなっている感じがしたので、一部だけ自分なりに訳してみました。

What are you waiting for, better come and hit ya goals
(何ちんたらやってんの、早く来てゴールを決めなさいよ)

Uh, he jump in it both feet
Goin' to the sun-up, we ain't gettin' no sleep
(一心不乱に日が昇るまで一睡もせずに)

Seven days a week, seven different sheets
Seven different angles, I can be your fantasy
(週に7日、毎日違うシーツの上で、違う角度で、あなたにファンタジーを見せてあげる)

違うシーツ大事だろうね(清潔第一)。違う角度大事だろうね(脱マンネリ)。
……大丈夫ですか、皆さん付いてきてますか?(3回目)

僕の声を聴いて

 あまり暴走するのもなんなので、最後はきちんと締めたいと思います。

 以前、ナムさんが英語で I want people to hear my voice.(人々に自分の声を届けたい)という類のことを言っていました(ソースが見つからないんだけど、どこだっけ。Vラ?)。
 その時に思ったのは、ここでナムさんが言うVoiceは「意見」「主張」なんだろうなということ。でもグクが同じフレーズを使ったら意味が違うだろう。グクは多分世界に何かメッセージを伝えたいというより、自分の歌声を多くの人に聴かせたいんだろう。ただひたすら歌うことが大好きなんだ。ナムさんもグクもどっちも音楽が大好きなんだけど、こういう微妙なポジションの違いが面白いなと思いました。

 グクとしては別に「君のことが好きすぎて週に7日やりてぇんだよーーーー!」って世界中に伝えたいわけじゃないでしょうからねww でもこの曲は確実にグクの歌声の魅力を最大限に引き出しているなと思いました。これもまた他メンバーのソロ活動とは全然ベクトルが違うけど好きです。バンタンを追っていると本当に飽きないなぁ。

 では、最後に、改めて。

 若いっていいね!(最後の締めがそれ) 

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