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【四柱推命】官、多ければ良いというものではない

少し前の話ですが。頭ポンポンで辞職した某首長です。

本当に占い師というのは因果な職業で、人様のことを好き勝手に言って申し訳ないです。でも、この人はこういう命式だから巡りくる運勢がこうだから、だからこうなるんだという知識が全ての鑑定に生かされるのでご勘弁願いたいです。なので、公表するのは原則として有名人や公人としています。(有名人や公人には何を書いてもいいということでは、勿論ないです。基本的に既出の事実のみ書いています。)

ここで辞職した方の行なった行動について、私個人としてはあれこれ言うつもりはありません。私は占い師なので運勢の変動と具体的な事象に興味があります。この方、大変に興味深いです。

生年月日が1950年1月18日です。生時、生地不明です。年柱が己丑、月柱が丁丑、日柱が癸丑。トリプル丑です。時柱が不明なのではっきり言い切れないところが多いのですが、日主癸で丑は土、官星です。年干と地支をガッチリ土に固められて、閉じ込められた水です。

丑は水っぽいですがそれにしてももう少し水を強めたいですし、金を強めたいです。

大運と言って10年毎に運勢の流れが変わるのですが、73歳、2023年までパッと見悪くないです。

44歳(1994年)から53歳(2003年)までの大運は壬申で水が強まります。2000年は庚辰、大運の申と年運の庚で金も強まります。この年に補欠選挙で当選して町議になっています。確かに良かったのだと思います。

54歳(2004年)から63歳(2013年)までの大運は辛未、63歳(2014年)から73歳(2023年)までの大運は庚午、いずれも金が強まりますので良いと思います。この20年の間に3回の町長選に落選していますが、すぐ町議選で町議に復活しています。

運勢的には選挙って単純に「悪いから落選した」「良いから当選した」というわけではないのです。確かに行政書士から町議になった最初の選挙は運勢が良くて当選したのだろうと思います。でもその後の町長選では例えば2012年壬辰の年、この年は運勢的には良かっただろうと思いますが、落選です。

そして、ようやく当選した2020年庚子の年は大運が庚午ですから金が強まって良かっただろうと思うのですが、当選が11月16日、その11月後半の執務の中で既にポンポンしているのです。まぁ、町議時代から女性町議の体に触れたり議会担当の職員を恫喝したりといったことを普通にやっていたようなので、通常通りのようですが。

運勢が良いというのは、その人にとって良いことが起きる、起き易い、ということなのでしょうが、棚からぼたもち式に良いことに恵まれるのではなくて、努力が実を結び易いということなんだろうと思います。だからどんなに運勢的に良い時期であっても自分の好き勝手にして誰かに害を加えたり法を犯したりすれば当然の結果を迎えるのだと思います。

良い時も悪い時も、より良く生きる努力をしたいです。

前の方で「73歳、2023年までパッと見悪くない」と書きました。74歳(2024年)から大運が己巳になり、土と火が強まります。土が強まるのは運勢的に良くないのですが、それが辞職となったのでしょうか。ハラスメントも違法行為も恫喝して通して来れたのが運勢の良い時期、良い要因がなくなって運勢的に悪い時期に入って辞職に追い込まれた、と考えると、運勢の良し悪しは善悪ではないんですね。

そして、実は一番興味深いところは、性格や考え方です。wikiに第三者委員会の調査報告書のリンクが張られています。その31〜36ページ及び48〜49ページですが、官旺身弱というか土に固められて閉じ込められた癸だとこういうことがあり得るのだと大変大変勉強になりました。

当然ですが、同じ日に生まれた全員がこの首長のようだということではありません。真面目に謙虚に、官を生かして自分の属する集団のために貢献している方々が多数派だと思いますし、この首長も町議選などトップ当選しているので町民の信任も厚かったのだろうと思います。

実るほど首を垂れる稲穂かな


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