すみれさんが『哲学な日々』をオススメしてくれたので…

ポケモンの全国予選とかひな誕祭とか、バタバタしててなかなか時間がかかってしまったけどようやく読了。

学部生時代の哲学的思索のあれこれを思い出してとてもエモかった…



そもそも宮地すみれさんが小6でこの本を手にしたことに驚いた…が、それ以上に驚いたのは内容に日向坂の現状と重なる部分があったこと。

立ち止まらず、目的に向かって走り続ける物語には強い求心力がある。しかし、スピードと効率が重視された前のめりな姿勢では、視野狭くなり柔軟性が失われてしまう。

だからこそ、いちど立ち止まり、問い直してみる。自分とは何か、何のために頑張るのか…
走り続けるためには脚力を要するが、立ち止まるためにも同様に相当の脚力を要する。

そこで、哲学は意外と役に立つんですよと。僕たちが盲目なままに正しいと信じ込んでいる価値、感覚、手段…エトセトラエトセトラ…

当然だと思っていることにメスを当ててみて「それって一体何なんだ?」「どうして正しいと言えるのか?」と問い直してみる。その思索や議論の果て、結果的に結論が変わらないことだって往々にしてあり得る。
だがしかし、「立ち止まり、問い直す」ということ。その時間とプロセスにこそ哲学の意義がある。

苦しい停滞の時を経て、ひらがなけやきという過去に向き合い、そして再び走り出した。まさしく先週のライブで日向坂が提示した物語やんけ!と思ってニコニコが止まりませんでしたとさ。

そういえば、ひな誕祭では「青春の馬」をやりませんでしたね。

「足を止めちゃそこで終わる もう走り出せない」

無我夢中、全力な姿勢で魅せる日向坂も魅力的だけど、それだけではいけないのかもしれない。日向坂の代名詞ともいえる「青春の馬」が披露されなかったのって、もしかして…なんて。


宮地すみれさん、あなたにはどこまで見えているんですか…?

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