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コロナ罹患 (1型糖尿病)

新型コロナウイルスが日本に入ってきて、
わやわやしだしたのが2019年12月。
北海道は2月の札幌雪祭りドカンと感染拡大し、
気が付けば早4年ちょい、
その間、コロナワクチンの接種もあり、
基礎疾患がある事から登録して全部で7回接種。

このまま逃げ切れるだろうと思っていたある日、
総務の人員が増えた頃から、この2年ほどは銀行の用事をその人に全部お願いしていて、
私は郵便局くらいしか行っていなかったのだが、
その人が退職に伴い有休消化で休んでいるため、
銀行に行かないといけなくなった。

久しぶりの銀行だ。
なんと30人待ちである。
祝日の翌日だったせいか、とても混んでいた。

そのあと近くの郵便局に行くとそこも混んでいて結構待つことになった。

更に言うと、その5日前には祖母が亡くなったため、
葬儀のため地元である旭川に3日滞在していた。
葬儀は総勢20名弱の、身内だけで行ったが、
先日の父の葬儀とほぼ同じメンバーで、
お通夜はその時と同じくらいの賑わいで、
まあいわゆる大宴会だった。
ピザも頼んだ(笑)

何が原因なのかはもうわからないが、
とにかく銀行に行ったその日の夕方、
なんとなく、会社寒いな、と感じていた。
帰宅途中で太ももあたりの肌がチリチリと傷んだ。

あ、これ熱が高くなる時のやつだわ。

コロナ1日目

覚えのある痛みに、帰宅してすぐに熱を測った。
38.1度
意外と高いじゃん。
やだもー
さむいしー
風呂を沸かして体を暖めようと試みた。
夕食はウォルトで鶏肉と梅とみょうがのお粥を頼んだ。
翌日には熱は下がっているだろうと考え、
翌日会社で食べる昼食用に野菜炒めを作って冷蔵庫にしまった。

早く寝よう。
富士薬品のジキナという総合風邪薬を飲んで、
21時過ぎには横になった。
この時点では寒さと発熱だけだった。

3時と5時に目が覚めた時に熱を測った。
3時 38.1度
5時 38.2度
下がらない、熱が下がらない。

コロナ2日目

6時 38.3度
いやこれ下がらんわ、諦めよ。
家に置いてあった検査キットを使うと、赤い線が2本。
こ、これが噂の陽性…
上司にLINEで発熱と検査キットの結果を伝えた。

幸い食欲はあったので、食パンを焼いて食べた。
牛乳も飲んだ。
食後は病院を調べた。
熱が高いので一番近い病院に狙いを定め、診察開始時間である8時半に電話をするが、
営業時間外であるとアナウンスが告げる。
Googleでは8時半からとなってるのに…

この時、札幌市の発熱外来に関する情報ページから病院を探した。

また調べるのが億劫になり、
結局、持病である一型糖尿病のかかりつけである自宅から徒歩15分ほどある病院へ電話を入れた。
毎月通院しているので、受付の人はすぐ私であると認識してくれた。

「発熱外来していますか?」
このご時世なので、発熱外来は事前に電話確認するのだ。
突然行くのは迷惑なのだ。

受付の人に、熱が38.3度あり、検査キットで陽性だったことを話すと、
医者に電話を替わってくれた。
電話診療だ、と思った。

そこから先生に、対処療法をしていくのがよいと思うと提案された。
コロナの特効薬もあるのだが、9000円するのだとか。
お高い~
幸い、家にカロナールが20錠くらいあった。
なんでこんなにあるんだろう?記憶にない。

対処療法とは
熱が出たら解熱薬
鼻水が出たら鼻水おさえる薬
喉が痛くなったら炎症抑える薬
咳が出たら咳を抑える薬
状況に応じた治療をしていくことを、いうのだ。

というわけで現段階では高熱(とそれに伴う頭痛や体の痛み)を抑えるために、カロナールを飲んでいく。
1日3回、食後に。
あとは私は自宅に富士薬品の配置薬を契約しているので、
そこから必要に応じてだなと。

カロナールとジキナを飲んで、とりあえず寝た。
昼前にふと目が覚めたので、炊飯器でお粥を仕込んどいた。
前日作っておいた野菜炒めをチューブ生姜を加えて水を入れて煮込んでやわらかくしてから、
おかゆに混ぜ込んで食べた。
食欲は旺盛である。

またカロナールとジキナを飲んで寝て、
15時過ぎに起きたら37.4度に下がっていた。
よーしよし、いいぞ~

それから寝て水分とってトイレ行ってをくりかえし、
近所に住んでいる友人が冷えピタなどを買ってきてくれて、
ドアの前に置いて行ってくれた。
助かる。
その後思い立って、ウォルトでサツドラから経口補水液を注文した。
リンゴ味とゼリーのやつ。
リンゴ味美味しい。

1号のお米で作った炊飯器のおかゆは、結構な量だったので、
夕飯もそれに野菜と、友人に買ってきてもらったサラダチキンを刻んで野菜と煮込んだものを混ぜて食べた。

なんていうか、
おかゆは血糖値が爆上がりする。
そのため、食べて薬を飲んでさあ寝ようと思ったら血糖値がすごく上がっていて、
結局枕元にインスリンと針を置いて、
リブレ2の高血糖アラートが鳴ると追加打ちをするという処理をした。
めんどくさかった。

そんなこんなでこの日の夜には熱が38.9度まで上がった。
もはや39度と言ってもいいだろう。
カロナールとジキナを飲んでいた。
ここにきても高熱だけである(後頭痛と体の痛み)
この日は熱さと頭痛と体の痛みでほとんど寝られなかった。
冷えピタをおでこと首の後ろに貼り、
キャンプで使おうと思っていたの細長い保冷剤を凍らせてタオルに巻いて頭の下に置いて寝た。

コロナ3日目

翌朝、37.6度まで下がった。
と同時に、喉が少し痛いような気がしていた。
咳は出ないが、喉の奥が腫れているな、と。

再びウォルトで、温泉卵と牛乳を注文した。
食欲はあるのだ。
朝は食パンを焼いてバター塗って牛乳と食べて、
昼と夜はお粥に野菜とサラダチキンを煮たものを混ぜて食べた。
温泉卵をのせて滋養も。

この日は終日37度台だった。

コロナ4日目

翌朝、日曜日だ。
37.1度だった。

土日はキャンプに行く予定だったので、予定がおじゃんとなりがっかりしたので、
大好きなケーキ屋さんのホールケーキを注文した。

天気が良かったのでベランダに椅子を出して食べた。

とはいえまだ微熱なのと意外と風が冷たかったのですぐ室内に戻った。

この日も大体37度台だった。
のどの炎症が気になったので、富士薬品の薬箱を漁ると、
喉の痛みに強い系のジキナIP錠があったのでそれを飲んだ。
カロナールは飲んだり飲まなかったり。
熱が薬を飲んでるか落ち着いてきたのかどうかよくわからなかった。

コロナ5日目

月曜日の朝、35.5度。
そこまで下がれとは言ってなのだが、と思わず突っ込んだ。

朝に食パンを食べ、昼と夜はおかゆを食べ、
この日は一日中36度台だった、平熱万歳。

というわけで上司に報告し、翌日から会社へ。

6日目


もちろんマスクは必須で
必要以上に会話はしないように心掛けた。

なんなら急ぎの仕事があるので朝7時に出社するなど(眠い)

食事に少し違和感を感じたが、その日は平穏に過ぎた。

7日目

夜、風呂に入っていて気が付いた。
入浴剤のゆずの香りがしない。
あと梅干しがしょっぱい。
オレンジの香りの化粧落としが何の匂いもしない。
夕飯があんまり美味しくない。

こ、後遺症だ!!!

柑橘系が全般まったく香らなくなったし味もしない。
トマトを入れた食事もなんだか変な味だった。

翌朝、色々思い知る羽目になる

ちなみにのどの痛みは治まり、かわりに痰が絡むので、
去痰薬をツルハで買った。

8日目

コーヒーが美味しくない
紅茶はかろうじて。
でもオレンジティーはオレンジの香りも味もしない。

コーヒー ダメ
柑橘系 ダメ
梅干し 尋常じゃなくしょっぱい

牛乳 美味しい
食パン 美味しい
バター ややしょっぱい
チーズ めっちゃ美味しい
スープカレー おいしい、辛い
紅茶 飲めはする


後遺症にある倦怠感については、罹患前から常に倦怠感にさいなまれているので今更って感じ。


さてそんなこんなで、1型糖尿病を患っている私がコロナに罹患すると、こうなりましたというまとめ。

さいわい咳が全くでなかったので、そこまでひどい目には合わずにきました。

服用した薬
・カロナール
・富士薬品のジキナ(総合風邪薬)
・富士薬品のジキナIP錠(のどの炎症)

食事
・朝は食パンと牛乳
・昼夜はおかゆにキャベツとサラダチキンを煮込んだもの
(味付けはめんつゆ、コンソメ、チューブ生姜)
・経口補水液、ゼリー


1日目 38.1度(夕方)
2日目 38.9度(夜)
3日目 37.6度(終日37度台)
4日目 37.1度(終日37度台)
5日目 35.5度(終日36度台)

血糖管理
運動量が皆無になるので、その分いつもより食後下がりにくく、
さらにお粥は消化が早く吸収スピードも速いので気づいたら200超えてびっくり。
枕元にインスリンを置いて、目が覚めるたびにリブレで確認して追加打ちをした。

リブレ2にバージョンアップしていたので、スマホで常に測定してくれてて
高血糖、低血糖のアラートのおかげで上がりすぎる前に気づいて対処が出来たのがよかった。

コロナ5類移行してしばらくたつし、
外に出るとマスクを外している人の割合も半分以上になっているが、
インバウンドの回復で外国人観光客が増えたことや、
国内旅行者も増えたし、
私自身は基礎疾患持ちな事もあるので出先でもマスクは外さないようにしているが、
それでも感染するんだから、最低限、うがい手洗いはしっかり続けていこうと思う。

みなさんもお大事に!


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