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【農業アイドル自殺訴訟】サンドウィッチマン伊達みきおもHプロジェクト社長をディスっていた【Hプロジェクト事件】


かつてフジテレビのバイキング!という番組で

大本萌景さんの自殺の責任をめぐる「農業アイドル自殺訴訟」は当初訴えられていた事務所側の「Hプロジェクト」(以下Hプロ)が控訴審でも勝訴し、「芸能人の権利を守る」を旗印にした「日本エンターテナーライツ協会」(以下ERA)の弁護士らが開いた記者会見の違法行為が認められた。ERAが2018年10月16日に開いた都内の記者会見で述べた訴訟の告知は真実相当性がなく、名誉毀損が成立すると、高裁が認めた。これを受けてERAは上告するようであり、ERA弁護士らの最終的な責任の行方は予断を許さない。

ERAの弁護士が開いた記者会見やテレビ出演により、当初の被告であったHプロ関係者は社長である佐々木貴浩氏とともに大きな非難の嵐を浴びた。
事務所にはナイフやゴミが送りつけられ、農業法人である会社は多くの取引先を失い、莫大な裁判費用を抱えることになった。

ERAの弁護士たちは「芸能人の権利を守る」という芸能界の契約の闇にメスを入れるという業界のタブーに挑戦したかったようだが、彼らが踏み込み、訴え、記者会見で悪人に仕立てたHプロと会社社長は自殺したアイドルに学費を融通する善意にあふれた人だった。要するにERAは見当違いの訴訟を起こし、売名行為に走ったのだ。これは、訴え返えされるだろうし、懲戒請求もされるだろう。当然の報いだ。

いい人が…



いい人キャラ、誠意ある芸能人として思い浮かべるのは『サンドウィッチマン』と答える人も多いだろう。だが、この『サンドウィッチマン』の伊達みきおがワイドショー「バイキング!」で番組の情報を鵜呑みにして何の罪もないHプロの会社社長をディスっていたのだ。この番組はすでに放送を終了してHPのリンクも消えているが、当時のやりとりが残っていたので、記録する。

断っておくが筆者は旅番組バスサンドやサンドウィッチマンのコントが大好きだ。事情を知らず、コメントを求められたものと推察するので、決して断罪するべきものではない。

しかし、当時、弁護士らがテレビ局と結託して民事裁判の被告にしか過ぎないHプロや社長のネガティブイメージを有名人たちに語らせ、悪人の印象を植え付けていった事実は残したいと思う。そしてERAの弁護士たちは芸能人の権利を守るとしながら、自分たちの裁判が有利になるように、テレビ局(フジテレビ)で芸能人たちに一方的な情報を流し裁判の宣伝に使っていたのだ。これはまぎれもない事実だ。

2018年10月16日の情報番組バイキングより
この記録には残っていないが、同番組で伊達みきお氏は「社長は悪いやつだ」等の批判コメントもしていた。筆者はネットでサンドウィッチマンが「いい人」として語られる度に微妙な気持ちの違和感を抱く。

あの時は大きな声で何の罪もない会社社長をディスっていたのになぁ、と。もし、二人に贖罪の気持ちがあるなら、Hプロの農産物を買うなどしてみたら如何だろうか。



写真はいどちゃん(@ido_nikon)より提供


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