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仕事のオンとオフの切り替えは本当に必要か?

今日は「仕事のオンとオフ」についてのお話です。

弊社はリモートワーク&フルフレックスの業務形態です。なので、「時間が来たからやめる」というのをしなくていいです。キリがいいところまで仕事をして、最終的に月の業務時間を調整します。

最初これに慣れないと仕事が気になって深夜まで仕事をしてしまうことがあります。だらだら続けてしまうこともあります。強制的に時間で区切ってくれた方が最初はいいのかもしれません。ですが、「生産性」という視点で考えると、時間で区切ってしまうと「せっかく波に乗ってきたのに」というタイミングでもやめなければいけません。また、「残りあと30分」などと考えると、次の仕事に入る姿勢にはなかなかなれず、だらだらと無駄な残り30分を過ごすこともあると思います。時間で区切るのは無駄も多いので、弊社はフルフレックスにしています。

そして体調に波のある人からすると、体調の悪い時に仕事しようとしても何も出来ないし、体調の良い時に働く時間ではないから仕事できないというのは少しもったいないです。

なので、弊社では自分をしっかり律して、仕事の波に乗ってるときにしっかり生産性をあげるようにとフルフレックスにチャレンジしています。

オンとオフは必要か?

まず前提として、

・常に仕事のストレスに追われていて疲れている
・休日でも休みを謳歌できずに悶々としている
・なんだか疲れていていつも集中できる状態にない

という方は、しっかりと「オフ」を取ってください。

仕事をしないと置いて行かれる、仕事が遅れると怒られる、と言う方は、先に遅れることを謝罪して怒られてみてください。スッキリしてしっかりとした「オフ」が取れると思います。

それ以外の方で、オンとオフの切り替えが上手くいかない方へ

強引に切り替える必要ないと思います。むしろハイブリッドで生活しましょう。

特に以下のような方はハイブリッドの方が適していると思います。

オフのときは仕事しちゃいけないと意識してしまう人

こういう人は、オフのときに仕事に関係あるニュースなどを見た時に「今はオフだから」とそのニュースを遠ざけます。そうすると、リラックスしてるときに仕事関係はダメ、仕事はリラックスの大敵、仕事はストレス、仕事は嫌、となり、自分の仕事に苦手意識が生まれるようになります。仕事が好きじゃなくなってしまいます。家族に仕事の話を聞かれたときも苦手意識から極力話さないようになってしまい、「こんな凄い仕事してるんだよ!」という自慢もできなくなります。

そうなのであれば、オフにも仕事を取り込みましょう。関連ニュースなどは積極的に見て回りましょう。

そして注意すべき点としては、オンのときに気が乗らなければその分しっかりサボりましょう。

なかなか仕事モードへの切り替えができない人

こういう人は最初から仕事モードになっておけばいいのです。それでもなれない時は休む。時間でメリハリをつけるのではなく、自分にメリハリをつけるトレーニングをするといいと思います。いつでもスーパーサイヤ人になれるように精神と時の部屋で訓練するといいと思います。

なぜハイブリッドがいいのか?

よくドラマで、仕事に行き詰ってる人が親友と飲んだり家族と遊んだりしている時に、ひょんなことがきっかけで仕事が解決に向かう案が浮かび上がって「これだ!」と叫んで仕事に向かうというシチュエーションを見たことがあると思います。結構定番化してると思います。

みなさんはそういった経験はありますか?

あれにはそれなりの論拠があります。

完全にリラックスした状態だと行き詰ったり絡みあったりしていたものが急にフワッとほどけるときがあります。私の場合はお風呂が「神様が降りてくる場所」です。

こういうシチュエーションになるためには仕事を完全に遠ざけておくと上手く繋がりません。頭の片隅にあった状態でリラックスする必要があります。また、「これだ!」となっても今はオフという理由で明日にしようとすると、大抵の「これだ!」は忘れたり質が落ちたりします。解決するには鮮度が命なことも多いです。常にオンに戻れる体制があると良いと思います。

それに、仕事が常に頭のどこかにあると、無意識にアンテナが張り巡らされます。そうすると、オフと思っている時でもそのアンテナに引っかかるものは吸収できます。吸収できると楽しくなることも多いです。そこで完全にオフにしている人との差が付き始めます。

そしてそれと同じくらいに、オンのときも疲れていたらしっかり休む。これも大切です。

「オフのときはオンにしちゃいけない」「オンのときはオフにしちゃいけない」という固い考えはなくして、自由に切り替えられるハイブリッドな考え方をしませんか?

みなさん、ハイブリッドは楽しいですよ。そんなに意識してメリハリつけなくてもいいと思います。

結局のところ、オンとオフとは?

時間でオンとオフを強制的に切り替えている人、多いと思います。世の中がそうなっているので仕方ない面もあります。

世の中の共通の指標である「時間」で周りから強制的にオンとオフを切り替えさせられるよりも、自分の体調や精神状態で自らオンとオフを切り替えられる方が絶対に生産性は上がると思っています。日本の現在の主流が前者のため、いやいや仕事している人が増えているようにも思います。生きるため、お金が必要だからという理由で仕事をしている人が多くなってしまいます。時間で縛られるために、その時間をいかに過ごすか(=どうやってサボるか?)という意識になってしまってる人もいます。もっと自分を律して、楽しく、仕事と生活、オンとオフを上手くハイブリッドさせていければ、日本の生産性はもっと高くなると思います。

ということで、日本の法律、変えていきたいです。というか、変えましょ?変えられると思います。

まとめ

「オン」と「オフ」を自分を律することで切り替えられるようになれば、人生いろんな面が楽しくなります。

ハイブリッドでいきましょう


というところで、今回はここまで。

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