中山5R 新馬戦
⑪ウィズグレイス
ディープインパクト x カラライナ（米GI ３勝馬）の良血馬で、社台ファーム生産2歳牝馬でナンバーワンと期待されている新馬。
中間調教では、ダノングロワール（3勝）、ハヤヤッコ（OP）、アカイトリノムスメ（OP）らと遅れることなく調教が積めている。ディープ産駒らしく切れ味があり、最終追い切りでも促して南W 終い11.6秒を出せているのは好感。気性的にも、操縦性も高そうで今後も期待の新馬。

スプリンターズS GI🏆
いよいよ始まった秋のG1シーズン。初戦は電撃6F戦。外回りコースの2コーナーからスタートして4コーナーまで坂を下っていくコースで、前半のペースが早くなりやすいので、前有利なようで展開が速くなれば差しも効くコース。
人気別で言えば上位人気が信頼でき、1人気2人気共に過去20年で複勝率60%で、3人気以内の馬が1頭は連対している。が、ガチガチのワンツーは昨年のみで2着か3着、もしくは両方ににヘンな馬が来るレース。
好走する馬に、父ミスプロ系、ニジンスキー系内包している馬がいるので注視していきたい。

というわけで、本命馬は・・・

2021年 高松宮記念G1を勝ち、ロードカナロアに続く種牡馬になるべく、種牡馬価値を上げるために夏を休養に当ててじっくりここを目指してきたケイアイファームの勝負気配がプンプンのダノンスマッシュ！ではなく

2021年 高松宮記念G1を2着、セントウルステークスGIIを前に厳しい馬場であったにも関わらず勝ち抜き、ルメール騎手を配して今度こそスプリントG1制覇のレシステンシア！ではなく

「出遅れてなければ勝てた」が近二走の弁、出遅れなければ足りる！ゲート練習したらから大丈夫！ジャンダルム！でもなく

2019年 本命
2020年 本命

2021年スプリンターズSでも本命にしてみせよう！

◎⑯モズスーパーフレア（6人気）

「うそやん！」「下手くそかよ！」「逃げ馬は厳しいレースだぞ！」「またビアンフェに絡まれて終了だろ！」わかります。わかりますとも！

一週前追い切りが優秀だったこと、栗東坂路で全体時計50.2で、終い1Fゴール前に強めに追って11.8秒と失速せずに伸びていること。また最終追い切りでも馬なりで全体50.5、終い12.1と2番時計をマークするなど、厩舎としてこの馬のラストチャンスとしてメイチに仕上げていると思える仕上がりにあるし、何よりも失速しなかったことは逃げねばれる可能性があるとみました。

3年前のSS時にプロの方が「この馬は馬場がタフな方がいい」とおっしゃっていたのを聞いて「そうなんだ」と思っていたのですが、この馬が負ける展開は全て時計がかかるタフな馬場の時なんですよね。1:09秒台では0.0.0.8と凡走、1:08秒から速い時計では7.3.2.1と好走していて、台風の過ぎた土曜の中山では、やや時計が早い印象でした。また逃げた馬が残ってしまうことが多く、やや荒れたレースが多かったです。
このまま馬場は乾いていけば、1:08前半〜1:07秒台で決着する高速馬場になることも見込まれます。そうなれば、タイムアタックが強いのはこの馬で、必ず飛び込んでくるのはダノンスマッシュになると予想しました。

ビアンフェ問題に関しては、昨年は「何がなんでもハナを切れ！」という命令でビアンフェが逃げたことで、外から突かれ続けて終了しました。ですが、今回は外枠ということがむしろ好都合で、被されることなく外から逃げることで問題なく対処できると判断しました。
ということでモズスーパーフレアを本命とします！

それでは、皆さまグッドラック！
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