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僕は現状把握には2つのフレームワークしか使わない

お客様の状況や自分や自部署、自社の状況を把握・整理するためにフレームワークを使います。自分が現状把握に使っているフレームワークをまとめておきます。

3C分析

Customer:市場・顧客
Competitor:競合
Company:自社

上記の3つCを整理して、自社(自分)の立ち位置を明確にするフレームワークです。3C分析の説明は下記がわかりやすいです。

お客様のサイトを改善しようとしたときに「Competitor:競合」「Customer:市場・顧客」の視点がない状態で過去の自サイトのデータとの比較ばかりしていると有効な施策がつくれなかったりします。3C分析してみると今まで思いつかなかったような施策が浮かぶと思います。

SWOT分析

SWOT分析は「S=Strength(強み)」「W=Weakness(弱み)」「O=Opportunity(機会)」「T=Threat(脅威)」の4つの軸で自社(自分)を評価するフレームワークです。SWOTの説明は下記がわかりやすいです。

3C分析の「Company:自社」を深堀するさいにはSWOT分析を使うことになります。3Cだけ、SWOTだけというより、両方やるが正解だと思います。

あくまで現状把握までしかできない

3C分析、SWOT分析をしても現状が整理されるだけです。そこから何かが生まれるわけではないです。課題が解決されるわけではないのでここで作業を止めてしまうと意味ないです。

3CやSWOTだけやって満足してしまう人たまにいるので気をつけたいです。

何のために現状把握しているのかというと、正しい施策を考えるためです。

現状を正しく理解できていないと正しい施策を考えることができません。正しい施策(プロモーション、課題解決、改善)のためにまずは現状を正しく把握することがとても重要です。

他にも5フォースとか色々と分析するフレームワークはあるけど、そこまでやる必要ないことがほとんど。この2つだけで問題ないと思う。
現状分析はわかった気になって満足しがち。時間かけても何も解決はしないので自己満足で終わらないように気をつけたい。

練習するなら自分の分析をやるといい

3CとSWOT分析をいきなり企業でやるのではなく、まずは自分自身の3CとSWOTの分析をしてみるといいと思います。そうすると市場や社内での自分の価値(立ち位置)が明確になってきます。

一人でやるよりはチームでお互いの分析(自分自身含めチーム全員分を全員がやる)をして見比べると、意外な視点での発見もあったりして面白いと思います。
新しくチームを発足させたときとかにメンバー同士の理解を深める際にやるのはおすすめです。

【補足】課題解決に使うロジカルシンキングはこちら

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