2020年のはじまり

年末は帰省ついでにユニバーサルスタジオに家族で行く。
全員マイペースで好みも違うのに同じ行動をとるってすごく大変なことで、みんながみんな苦痛でしかない(夫以外)、それでも同じ乗り物にのる。
しょっぱなジュラシックパークの最前列で水をもろにかぶって閉口したり、コーヒーカップを激しく回しすぎて吐きそうになったり、ハリーポッターがいろんな意味でひどすぎて泣きそうになったり、激まずいパーク内の肉を食べたり(なんの肉ですか?と聞いたら、笑顔でお姉さんが「基本、鶏です。あと豚も。でもたぶん鶏が大半です」と答えたのが超こわかった)、ちょっと遊んだら「もう帰りたい。飽きた」と全員(夫以外)が言いだして金を無駄にしたり、いろいろ最低だったけど、思い出になった。

あそこで働く人はみんな、なにか質問したり、褒めたり、励ますマニュアルがあるみたいで、それにひとつひとつ答えるのがけっこうたいへんで、「ママはここで働くのはぜったいムリ」と言ったら長男が、「オレ、ぜんぜん働ける」と言うので、「じゃあ褒めて」と言ったら、「すてきな前髪ですね」とずぶ濡れてチリチリになった前髪を褒めてくれたのもいい思い出…。

そして夫の実家は、相変わらずみなさんいい人で、まとまりがよくて、私だけドリップコーヒーを飲んでいたり、元旦から寝坊して相変わらず浮いていた。
いっぽう自分の実家の人たちは、相変わらずみんなデタラメで、まとまりようがなくて、お母さんが支離滅裂に9割方しゃべっていて、10割になる手前で帰る。

今年はどんな年になるのか。そもそもここにいるみんなが生きてるのか。生きていてほしいなぁ、なんであれ、とだけ思う。それ以外のことって、ぜんぶおまけというか、遊びだよね。
そんなわけで、今年もいっぱい遊びましょう。
2020年もよろしくお願いします。

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