符号化理論というほどの大げさなものでもなく(2015・大学入試センター試験・本試験・情報関係基礎)

大学入試センター試験には「情報関係基礎」という科目があります。
数学II・数学Bの代わりに選択できる科目ですが、多くの大学では
「高等学校の普通科または理数科の卒業(見込み)者は選択できない」
とされているので、ほとんど選択する人はいません。
ちなみに2019年実施の大学入試センター試験では

数学II・数学B 約35万人
数学II 約5400人
簿記会計 約1300人
情報関係基礎 約400人

でした。難易度は…数学IIBとそれほど変わらないかと思います。
前半は小問集合ですが、後半の大問3(プログラム設計)と
大問4(表計算ソフト)どちらを選択しても時間内の完答は難しいかと。

教科『情報』が数学との選択で出題される大学も出てきましたが、
その多くが情報処理技術者試験と大差ないという話もあります…
高校の教科『情報』も高校によって扱いがさまざまなようなので
入試に出題するときの扱いもまだ微妙でしょう。

【解答】
★前半部分「にわにはにわにかい」について:
・圧縮率の高いHを優先して使うと
にわにはにわにかい
→にわにHにかい
→にWHにかい
・Hを使わないと
にわにはにわにかい
→にWはにWかい or NにはNにかい
よって前半部分は「にWHにかい」とするのが最短。
★後半部分「にはにわにわとりがいる」について:
・圧縮率の高いHを優先して使うと
にはにわにわとりがいる
→にHにわとりがいる
→にHNとりがいる
・Hを使わないと
にはにわにわとりがいる
→Nにわにわとりがいる
→NにWわとりがいる
よって後半部分は「にHNとりがいる」とするのが最短。
★以上より、最小の文字数で表現する方法は
「にWHにかいにHNとりがいる」の 14文字 …(答)

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