なぜ英語で(2016・札幌医科大学・化学)

…英単語で?!
ふつうに元素記号か日本語名で書かせればいいのに?!

【解答】
A 「硬貨に合金が用いられる」「硫酸塩の5水和物」「水を吸収」「炎色反応は青緑色」のヒントで「銅」と推測される。
五円硬貨は黄銅(真鍮)、銅と亜鉛の合金。
五十円硬貨は白銅、銅とニッケルの合金。
湿った空気中では緑青、青緑色の錆ができる。
硫酸銅の5水和物は青色結晶。
肝心の英語名は Copper … いやふつうに「銅」「Cu」でいいのに。
B 「潮解性」と見た途端にナトリウムと答えたくなるが…
「陽イオンとしてはかなり大きい方」にあてはまらない。
ここで「草木灰を壺に蓄えて肥料に」という文章がヒントになる。
壺(pod)→英語名 Potassium ことカルシウム。
だからふつうに「カルシウム」「Ca」でいいのに。
炎色反応は橙色。
ちなみにナトリウムの英語名は Sodium 、いわゆるソーダ。

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