東大

東大は高尾山であるがゆえに多くの成功者を生む

ぼくが東大について思うこと。

それは、
「東大は多くの起業家・イノベーター・成功者を輩出している。なぜなら東大は高尾山だからだ。」
ということだ。

何を言ってるのか説明したい。

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東大は、日本で一番の大学だ。

だから、毎年多くの学生が、
「頑張って登った先には、頂点を極めたものだけが見られる景色がある」
と思って登ってくる。



だが、現実は違う。
東大は高尾山だ。

頂点に立ち、目を上げてみると、
目の前には遥かに高い山々がそびえ立っている。


あの遠くに見える、一際高く、美しい山は何というのだろうか…
何という神々しい姿だろう………


おれが今まで登ってきた道は、一体何だったのだろう。


東大はこう思わせてくれる。


東大を卒業して、普通の大企業に就職しても、その先の人生はすでに限界が見えている。

あれだけ頑張って1番になったのに、なぜそんな低い年収で働かなければならないのだろう。
おれたちは天才なのに、なぜ誰にでもできる仕事をしなければならないのだろう。

どうして、最高の智が集まるこの場所で、この教室で、教わることはこんなにも面白くないのだろう。

おれの方が優れているはずなのに、なぜ慶應や青学のやつらの方が、合コンでモテるのだろう。
生物学的におかしくないか???


なんで、なんで、なんで、なんで、なんで……


今の東大は、ぼくらに「ほどほどの」成功しか与えちゃくれない。

日本には、こんなにも大金持ちや、成功者がたくさんいるのに。

おれだって、そうなれるはずなのに。




そう思っても、
多くの東大生は、見えている富士山から目を背け、最大値ではなく極大値に安住する。

だって、ここを降りたって、あっちの高い山に登れるかどうか分からないんだもん。

こっから見えるよりも、あの山が遥かに高かったら?
思ったよりも傾斜が大きかったら?
頂上が吹雪いていたら?
登ってる途中にご飯がなくなったら?
そもそも、あの山の麓に辿り着けるかすら分からないし………


あるいは、ほとんどの東大生は、地面しか見ていないから、富士山の存在にすら気づいていないのかもしれない。
目も上げず、試してもみず、そこが1番高い山だと言って自慢している。

それはそれでいい。
彼らが満足ならば。



だが、
目の前にそびえ立つ富士山を見た一部の挑戦者は、高尾山を降り始める。
降りて、あの美しい山を登る闘いを始める。

それがレールを外れたイノベーターたちだ。
当然だ。
だって彼らは、そこがバカみたいに低い山だと気がついてしまったのだから。
彼らにしてみれば、非常に合理的な判断である。



ぼくが言いたいことは、こうだ。

「東大は1番であり、同時にクソであるがゆえに、
権威的ゲームを降りる学生を生んでいる、素晴らしい教育機関である。」


凄いぞ!凄いぞ東大!!
愛してるぞ東大!!!
東大最高ぉぉぉぉおおおおうううッ!!!!


ホリエモンは、
高尾山になんか登っても意味ないから、東大なんて行くなっていうけれど、
「他人が用意した階段を登りつめたところで、大したものは得られない」と、
身をもってを教えてくれるだけ、
しかも最速で18歳で教えてくれるだけ、
かのクソ大学は偉大だ。


そして、
みんながゲーム降り始めた今、
実際に富士山に登る人々が続々と現れた今、
この流れは雪崩となり、とどまることはない。



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