チーム全員の『破天荒フェニックス』を描く

ぼくは、alphaという会社を設立している。

メンバーは、
たろーPonTutunとぼくの4人だ。

みんな見た目は普通の20代半ばの青年だけど(たぶん 笑)、みんな少し変わっている。


たろーは、今年の7月に慶應大学大学病院を退職した。

Ponは一度ベンチャーに就職して退職後、せっかく入学した東大大学院を中退。

Tutunは既婚者なのに、10月1日付で順天堂大学病院を退職。

うえにきことぼくも、今年12月に退職予定だ 笑


それぞれが経営者として各自の事業に取り組んでいる。

alphaという会社自体は一銭も生み出していなくて(ドヤ顔)、
集まってはお互いの事業にフィードバックし合ったり、事業と相性が良さそうな人(ヒアリング対象やエンジニアなど)を紹介し合ったりしている。
それでも一応起業家コミュニティを名乗ってみたりしている 笑


そんな中で、ぼくはみんなの日々を切り取ったnoteを書き始めた。



たろーが慶應の研修医を辞めてから、今進行中の事業Ainikuに至るまでの経緯を綴っている。


ぼくにとっては一番付き合いの長いPonとぼくの出会いから、最近のPonのプロダクト開発まで。


初めは面白半分で始めたけれど、これはとてもい試みだと思うようになった。

まず、
他の起業家や起業志望の若者にとって、
駆け出しの起業家の日々や仕事を紹介することは参考になると思う。

そして、
リアルタイムで生を切り取ることにとても面白さを感じている。
成功してから過去を振り返るなんてつまらないから。


失敗する無様な姿も含めたリアルを描きたい。


もしかしたら、笑えない大失敗をするかもしれない。
でも、そっちの方が面白いのではないかと思っている 笑

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そんなことを思っていたら、破天荒フェニックスという本に出会った。


OWNDAYSというメガネストアがドン底から再生する話だ。
主人公はOWNDAYSの現代表取締役社長の田中さん

僕は、「絶対に倒産する」と言われたオンデーズの社長になった。

という言葉の通り、田中さんが14億円の借金を抱え、破産寸前のOWNDAYSの社長になるところから物語は始まる。


ぼくの所属するコルクラボでは、発売前からサディが宣伝していたり、読書会が開かれたりして盛り上がっていた。

(詳細な感想はこちら)

やはりこの本のすごさは実話をもとにしているところ。
そして、実話をもとにしながら、「事実は小説より奇なり」を地で行くように襲う事件の数々。
さらには、小説やマンガの主人公も驚きの田中さんの破天荒さや、何度窮地に追い詰められても復活する様だ。


『破天荒フェニックス』を読んでぼくは、自分がアルファのみんなのことを記事にしてたのは、これが書きたかったんだろうなと気がついた。


創業期から会社が拡大するまでの記録を残す。
そして、それをきちんとストックしていけば、事業や会社のいろんなフェーズを他の人にも見せることができる。


まだそんなに破天荒なことはしていないけれど(たぶん 笑)、(きっと)今後は破天荒に生きていく。

今はまだ、大ピンチには見舞われてはいないけど、一生懸命に生きてさえいれば、絶体絶命のピンチに何度も襲われる(に違いない)。
その度に(できれば)不死鳥のごとく復活してみせる。


ぼくらが今後どのような『破天荒フェニックス』を描くのか、そしてそれらの物語がどのように交錯するのかを見ていて欲しい。

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ぼくらは、各々が興味のあることや、していることは違う。

それでもチームで活動するにはわけがある。

ぼくらは、各々が全然別の方向を向きつつ、協力できるチームを作りたいのだ。

各々が、自分が最もやりたいことをすることで、チームとしての存在価値を高めるような新しいチームの形を作りたい。  


そのために、個人ができることをやっていく。


ぼくが初めたのが、チーム全員の物語を描くことだった。

こうやって、みんなのことを発信していけば、みんなを応援してくれる人も増えていくだろう。

そうすれば、ぼくの周りにも面白いことがたくさん集まってくるだろう。


これだけ発信が容易になった世界で、自分の仲間がいかにすごくて面白いかを発信しない手はない。


そしてぼくらは、
「個人の価値が高まることでコミュニティの価値も高まり、コミュニティの価値が高まることで個人の価値も高まる仕組み」
を作っていきたい。


何よりも自分たちが自分たちの物語を面白いと感じながら。

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