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【お天気コラム】春の嵐

こんにちは ウエノです。

毎週月曜日はお天気コラム。まずは先週の天気から振り返りましょう

1.先週の天気~冬に逆戻りの一週間~

先週は夕方から雨になったり、大粒のあられが降ったりと、天気が目まぐるしく変わりました。10日から16日までで、雨が降らなかったのは14日だけ。先週の日曜日には37ミリと、この時期にしてはかなりまとまった雨が降りました。

気温も上がらず、雨と強風で体感気温は更に下がったので、慌ててコートをクローゼットから出された方もいらっしゃったのではないでしょうか。

季節が冬に逆戻りした一週間でした。

2.今週の天気~曇りや雨の日が続く~

今週は晴れの日が多く、気温も平年並みでしょう。ただし、春分の日の21日だけは雨が降りそうです。また、この日は大荒れの空模様になる可能性があるのでご注意ください。

今週は桜が開花しそうです。
天気予報各社が発表している福岡の開花予想は、今のところ3月20日。

私が先月のお天気コラムで予想した開花日は17日から19日でした。
3月に入り気温がやや低い日があったので数日ずれたものの、ほぼ当たったようです。

3.お天気コラム~春の嵐~

今回のコラムは「春の嵐」です。

先週は風も強い一週間でした。最大瞬間風速は15~17m/sと、台風まではいかないまでも、突風が雨を伴って吹きました。

春は一年の中でも嵐になりやすい季節です。

北から入ってくる冷たい空気と、南から吹き込む暖かい空気が日本付近でぶつかって上昇気流が生まれることで、温帯低気圧が急速に発達するためです。

中心気圧は台風並みの勢力となりますが、春の嵐が台風よりもやっかいなのは、強風が広範囲に及ぶことで、漁船の転覆事故や竜巻による被害などが発生しやすいのもこの時期です。

しかも、低気圧のスピードが速いので、午前中は晴れて穏やかな空模様だったのに、夕方には激しい雨を伴った突風が吹いたりするので、特に屋外イベントは注意が必要です。

1998年3月19日に筑肥線・今宿駅構内で発生した脱線事故は、春の嵐が原因でした。この日は福岡地方に暴風警報が発表されていて、3月の最大瞬間風速としては観測史上第1位の31.1m/sを観測した大荒れの空模様でした。

この脱線事故以来、筑肥線は強い風が吹くと徐行運転や運休となりダイヤが乱れるようになりました。筑肥線沿線に最近引っ越してこられた方は、暴風予報には十分ご注意ください。

今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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