見出し画像

スカウトをもらったら嬉しいのかと思ってた

同じ想いの人がいたら繋がりたい。と思って、書いてみる。

社会人12年。転職は3回考えた。

東京に出てきて早12年。人生の1/3は社会人生活なんだなー。
わたしはちょっと変わった会社に勤めていて、何の為に働くのか、とか、自分の人生どう生きるのか、とか、そういう類のことを真剣に語り合う仲間たちと一緒に、なんでもオープンに語れる環境で働いている。

社会人生活の中で成長したことと言えば、業務スキルはもちろん、生きるスタンス的なものをガラッと変えてもらった。

1年目の冬、2年目の冬、6年目の冬、なぜかしんどい時期は冬になるとやってきた。

クレームまみれでしんどい1年目冬。
だれも助けてくれない病にかかっていた2年目冬。
自分のキャパを超えたマネジメント人数と、苦手克服からくるしんどさで潰れた6年目冬。
 
それぞれが私にとって大きな苦境であり、成長ポイントだったと、今になってみれば有難い経験として受け取ることができる。当時は、逃げたくて転職を考えてみたりもした。ていよく、他の環境の方が頑張れるかも、とか、もっと自分にマッチした何かがあるのかも、とか思ったりもした。

結果、私はこの会社を選んで12年働き続けているので何が正解かはわからないが、唯一言えるのは、心の底から信じられる仲間が会社にいてくれて本当によかったな。ということ。人生で本音を語り合える仲間を大切にしたいと思った経験だった。

助けてくれた仲間や上司には今でも感謝している。

スカウトレターが届いた日

それ以降「転職」などとは縁のない社会人生活を送っていたのだが、、

つい先日、とあるレターが手元に届いた。
会社は旧姓で仕事をしているので、今の姓で手紙が届くこと自体が不思議・・。宛先も会社名がなく不明。開封してみると、

【エグセクティブスカウト】 のお手紙だった。
きっとSNSか何かを見て送付してきたのだろうと察しがついた。
 
中にはこんな言葉が並び、転職潜在層への訴求がなされていた。

官公庁や金融機関、日本を代表する事業大手企業との繋がりがあります。
新規事業も好調なことから上場も予定しており、勢いも感じられます。
働きやすさを重視した取り組みも積極的に行っています。
高い定着率を持っており非常に活気にあふれた環境です。etc ...

私の仕事のアウトプットをどこかでキャッチアップしてお声掛けいただいたことは有難い。

しかし、私が頑張る理由は全く持ってそこに書かれていることとは程遠く、スカウトレターを頂いたにもかかわらず、悲しい気持ちとやるせない気持ちと、モヤモヤばかりが募ってしまった。
 
せめて、働きがいや人生観を語りませんか?と問われた方が興味を持ったのになぁ。

あたらしい選択の仕方を創りたい

人事という仕事柄、様々なエージェントさんとお会いすることがあるが、やっぱりまだまだ、【スキル、キャリア、条件面】での”効率的なマッチング”が世の中のサービスの大半を占めている。(中にはそうじゃないポリシーの企業さんもいらっしゃるので、秘かにファンになっていることもある)
 
他人の意見ではなく、自分のなかの声に耳を傾ける。最も大切なのは、自分の心と直感に従う勇気をもつことだ
と、スティーブジョブズも言っている。(突然の引用(笑))

人生観を深堀して、自分の根っこに根差した毎日を過ごせたら素敵なのになー。という想いが、そのレターを受け取った日から私の心のなかでざわざわしている。

自分の心の声を聴く。自分の人生をちゃんと考える。
大人がド真面目に、人生ド真ん中のテーマを、ド直球に深堀りする機会・サービスを作りたいなあ。

そしてたぶん、人生深掘るのは得意な気がしている。

どなたか想いに共感して下さる方いたら、連絡ください。
一緒に作戦会議開きませんか。