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初の在宅勤務をやってみた

私が旅に出ている間に、会社では大きな制度変更が行われました。5月から、働く時間と働く場所を選べるようになりました。

①就業時間自己選択制度
 7時~19時の中で、連続した9時間(内1時間休憩)の勤務とする。
 10~15時はコアタイムとし全員勤務する時間帯とし、朝礼は10時から。

②プレリモート制度(分割取得は不可)
 週に最大1度、好きな場所で勤務OK。(分割取得、繰り越しは不可)

社員同士の相互理解やコミュニケーションを大切にする文化を持っている会社であるため、フルフレックスにはしない。フルリモートにもしない。という意思決定をし、社員同士が会える時間を担保した制度設計となりました。
私は会社から徒歩15分に住んでいるのでリモートを利用する必要性はそれほど高くないのですが、ユーザー視点を持つためにも「作ったからには使ってみよう」ということで、在宅勤務をやってみました!

ちなみに、3タイプのリモートをお試ししてみようと思っています。
①在宅勤務(自宅で働く)←今回はこれ
②都内のコワーキングスペース・カフェで働く
③田舎で働く
(なお、私はこどもなし、共働き世帯、30代の女性、人事労務担当です)

自宅環境はどう?

我が家にはワーキングスペースがあり、PC周辺機器(モニター・マウス・キーボード)も特段問題なく仕事ができました。社内サーバーへもアクセスできる状態になっているし情報の観点でも問題なし。もしいて言うならプリンター。でも最近はそれほどプリンターの必要性も感じないし、どうしてもというならコンビニ印刷もできるので苦になりません。

それからスペースとしてコンパクトなので、飲み物を取りに行ったりトイレに行ったりする時間が短くて済みます。

業務上困ることはない?

今回は、労務の事務系仕事を選んで、在宅勤務をやってみました。社外で勤務する場合は事前共有制なので、次の日に「困ったよー!」という声を聴くことはありませんでした。また、こちらから必要な連絡を取るときも、顔が見えない分、相手へ配慮した連絡をとるよう自然と心がけていました。(顔が見えない分相手へ配慮する、というのは普段のコミュニケーションの取り方を顧みる機会にもなりました。)

会社のデスクで仕事をしていると、営業電話の対応や、ちょっとしたコミュニケーションというものが結構な割合で発生します。その対応が省略されたことで、生産時間の効率が上がったように感じました。電話で作業が中断されることでの集中力の欠如や、ついついしてしまいがちな長話しなどがなくなり、文字通り仕事に集中することができました。

ただ、これが週に1度であるところがミソだなぁとも思いました。コミュニケーションは省けるものと、そうでないものがあるからです。相互信頼を構築するために必要なコミュニケーションや、人間にとって必要な繋がりを感じるためのコミュニケーションなど、コミュニケーションの中には必要不可欠なものも多く存在しています。”適度”な利用頻度は週に1度だな、というのが使ってみての感想でした。

仕事以外でのメリットは?

・起きた瞬間から仕事に取り掛かれる(移動時間の時間短縮)
・着ていく服を考えなくてすむ(意外と毎朝困る)
・休憩時間に家事をこなすことができる(夜やっている家事を昼のうちに終わらせられる。夜ご飯を昼の間に仕込んでおくことができる。など)
・いつもと違うランチのお店を開拓できる(食いしん坊ですみません)

近所のパン屋さん。家でサンドウィッチにしてみました。

いつもだったら、仕事を終えて家に帰ってなんやかんやひと段落つくのは、22時。でも、この日はなんやかんやひと段落ついたのが20時。

ええ!驚き!

2時間も自分の時間が増えるなんて。贅沢。
私にとってはとても使い心地のよい制度でした。

まとめ

在宅勤務とマッチするのは、自分主体で進められる事務系仕事や、考える系の仕事。
家事が溜まっている時には休憩時間に対応できるので、家事が進む。
外にでるのがしんどい体調のときは、静かに仕事ができるので助かる。

来週は、コワーキングスペース・カフェでリモートしてみよう。