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ぼくのBL 第十五話

 

二次オタのぼくがリアルアイドル沼にハマっていく話 その1


 とりあえず観てくださいよ、大型連休でお時間がある方は特に。
 仮面は曲の途中で外すので彼女たちの素顔も分かりますから。

https://www.youtube.com/live/GG2r-M9CJtI?feature=share&t=3190

 この曲は私の推しである猪狩ともかちゃん(黄色い衣装の車椅子の子ですね)が作詞をした「ファンファーレ☆」という曲で、いつもは彼女がセンターと落ちサビを担当するんですが、今回は月野もあちゃんの生誕祭ということで、紫仮面のもあちゃんがその役割を果たしています。

 もうね、本の話題は関係ありません今回は。ごめんなさい。
 さっそく本題に入ります。
 出会いは2023年4月2日、そこから1カ月弱でここまでハマるとは思っていませんでした。仮面女子にです。
 一昨日の日曜、久しぶりに上京しました。メインの目的はニコニコ超会議だったんです。数年ぶり(5年ぶりかな?)に現地に行って、巨大な学園祭みたいなものに参加してきました。
 私の出身地である茨城のブースが出ていたので見てみると、Ⅴtuberの「茨ひより」ちゃんがアシスタントのお姉さんと一緒にクイズコーナーをやっていました。その裏には物販ブースがあり、500円でガチャが回せるコーナーがあったので1回やってみた。
 なんと金のカプセルが出てきたんです。スタッフさんも「おめでとうございます!」とテンション上がってました。何がもらえるんだろう、とワクワクしてたら、鉾田市産のメロン「イバラキング」1玉が! やった! でも持ち歩きどうしよう!(この時点で11時ごろ)
 その後もあちこちのブースを物色。痛車の写真を撮ったり、スチームパンクの即売ブースで出展者とお話をしたり。
 ひろゆき&ZUNのビールを飲みながら鹿のジャーキーを食べ、アイドルマスターミリオンライブのイベントを観覧。私の好きな藤井ゆきよ様を生で鑑賞しながらMVを観ながらコールするという贅沢な時間(その時の曲が「花ざかりweekend」という脳の血管が破裂するんじゃないかというテンション↑↑の曲。いやあ、めっちゃ楽しかった。
 さきほど気になったスチームパンクのブースに戻り、同人誌を購入。19世紀、蒸気機関と電気が共存し始めた頃の設定らしいのですが、また別の世界線で考える人、魔法も共存させる人、スチームパンクの定義も色々あるということを教えてもらいました。これからの課題ですね(そっち系の小説もこれから読んでみたい)。
 ニコニコ超会議の会場を後にして帰り道、いつかは行ってみたいと思っていた仮面女子カフェ(常設ライブ会場)に寄ってみようかしらという気になったのです。
 しかし、これから参加できるのは、仮面女子のメンバー・月野もあちゃんの生誕祭というイベント。
 最初に行くのが非日常のイベントでいいのか? つか、ニワカが行っても大丈夫なの? ペンライト持ってるから何とかなるか? 推しじゃない輩は追い出されたりしない? 様々な不安が頭をよぎりますが、友人が一緒だったので意を決して参戦。推しの猪狩ともかちゃんも出てるし!
 そんなこんなで観てきたライブが、上に貼った動画のやつです。

 さてここからが今回の本題です。
 2次オタの私が、いまリアルアイドルにハマりつつある──その事態にいちばん戸惑っているのは私自身かもしれない。
 以前に少々ハマっていたのはNegiccoだ。新潟出身の3人組で、キャリアも10年を超えてからメジャーに進出した実力派。初めて知ったのは、やついフェスで不意に見かけたときだった。
 今調べたら、2013年のことだったようだ。自分でも驚き。もう10年も前のことだからあまり記憶がないのだけれど、もともとレキシ(池田貴史)が好きで、彼目当てに行ったフェスにNegiccoも出ていたんですよね。そのうちに池ちゃんがNegiccoに曲を書いた(2015年)ってんで聴いたら、これがまた名曲なのよ。
https://youtu.be/wfyxftN-Xrg

 最初はぽんちゃ(Megu)の笑顔にやられたんですけど、そのうちにかえぽ(Kaede)の小動物的なキュートさにハマっていったんですよね。ちょっとした追っかけもやって、地元から1時間圏内のライブハウスでのワンマン、2時間くらいで行けるショッピングモールでのミニライブなんかに数回行った程度なんですけど。
 メジャーになって、曲の制作陣も重厚になっていきました。田島貴男、レキシ、小西康陽、そして堀込泰行(KIRINJI)。

 もう、この曲を聴いたときは涙が止まらなかった。アイドルの立場から見た輝く世界の歌だ。ファンとアイドルは不可分であることが、静かに、切々と、しかし高らかに歌い上げられている。

 やばい、仮面女子の話の途中で昔話に紙幅を費やしてしまった。続きはまた次回ね!

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