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2018年鑑賞録

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劇場、試写会、Netflix・Amazonなどの配信、有料チャンネルなどで観た映画・海外ドラマの備忘録 in 2018
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#海外ドラマ

2018年映画ベスト10 プラスα

2018年映画ベスト10を考えてみました。順位ではなくベストと思う10本。次点もそれほど変わりなかったりします。サントラベストと海外ドラマも出しました。 ●『スリー・ビルボード』赦しや優しさは連鎖・伝播していく(その逆もまたしかり)。そんな今日的テーマで周到に作り込み、巧みな俳優たちで力強く描き出した人間愛に溢れた傑作。 ●『君の名前で僕を呼んで』ティモシー・シャラメという奇跡のものすごさを、ラストシーンで確信しました。 ●『レディ・バード』おそらく沁みない人には1ミリ

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↑ちなみに彼女、『ラ・ラ・ランド』『クレイジー・リッチ!』のソノヤ・ミズノさんです。 原題:Maniac  ★★★★☆(ソノヤ・ミズノ効果で4.5)  エマ・ストーンとジョナ・ヒル(やせてる!)がおよそ11年ぶりに共演、先日、『007』シリーズ最新作『Bond25』の監督に決まった日系アメリカ人キャリー・ジョージ・フクナガが手がけるNetflixオリジナルミニシリーズです。 少々クセはありますが、私はSFメディカル・コメディと思って楽しみました。ブラックな笑い満載です。

『スリー・ビルボード』の後に見ても深い…フランシス・マクドーマンド主演ドラマ

『スリー・ビルボード』、もうご覧になりましたか?  物語でいまの世界の暴力を、そして人間の本質と可能性を訴え、熟練の俳優たちがそれに応えた傑作。 その主人公を演じたフランシス・マクドーマンドといえば、もちろん映画『ファーゴ』、『ムーンライズ・キングダム』や『あの頃ペニー・レインと』のお母さん、『バーン・アフター・リーディング』のブラピの同僚で美容整形をめざすおばさん役などが記憶に新しいでしょうか。 2014年HBO製作のミニシリーズ「オリーヴ・キタリッジ」(全4話)