パディントン2

『パディントン2』1/19~公開中

paddington-movie.jp/ ★★★★☆4.8 原題:Paddington 2

1作目もキュートでモフモフで、意外と社会派なところが大好きでしたが、今回も最高です! なによりヒュー・グラント堪能映画でもあります。

何度、大笑いしてしまったことか。前半の伏線の見事な回収が、気持ちがいいほど。そして、しっかりと泣かせます

癒しの効果絶大のベン・ウィショーさんパディントンとヒュー・グラント対決のみならず、ブラウンさんことヒュ-・ボネヴィルとのWヒューの対決も!

エンドロールが終わった後、心の底から「ああ、おもしろかったなぁ」と感じることのできる映画でした。2作目も最高の映画になるとは!


あらすじ

ペルーのジャングルからロンドンへやってきた、真っ赤な帽子をかぶった熊のパディントン(声:ベン・ウィショー)。ブラウンさん一家とウィンザーガーデンで幸せに暮らし、今ではすっかり皆の人気者。

自分をロンドンへと送り出してくれたルーシーおばさんの100歳の誕生日のため、グルーバーさん(ジム・ブロードベント)の骨董品屋で見つけたロンドンの街並を描いた飛び出す絵本をプレゼントしようと、パディントンは人生初めてのアルバイトを始めます。しかしある日、その絵本が何者かに盗まれてしまう事件が発生、パディントンが無実の罪で逮捕され、刑務所に収監されてしまい……。


1958年に第1作が出版されて以降、世界40カ国以上で翻訳され、3500万部以上を売り上げるイギリスの人気児童文学シリーズの実写映画化第2弾。

監督は前作に引きつづき、ポール・キング。共同脚本も手がけています。小憎らしいほどの伏線の回収、見事でした。

誰よりも誠実であり、誰に対しても親切であり、どんな人の中にも美点を見い出すことのできるパディントンですが、

今度の相手は、ある理由から飛び出す絵本を狙う“落ち目の俳優”フェニックス・ブキャナン。口が達者で変装の名人。演じるのは、ヒュー・グラントです。

コスプレして、歌って踊って、笑わせて。正直、ほぼヒュー・グラント劇場でした。最高でした。

また、「ダウントン・アビー」でおなじみのヒュー・ボネヴィルは今回もやってくれました。パディントンのムショ友を演じたブレンダン・グリーソンも何気に活躍。

ブラウン夫人ことサリー・ホーキンスが『シェイプ・オブ・ウォーター』に出ていることを目配せするようなシーンもあり、ニヤリとするところが満載です。


何気に、“おじさまたち万歳”映画でもあります。アイルランド系、インド系、イタリア系、アフリカ系、さまざまな人たちがパディントンを助けてくれます。

これは現代世界の縮図なのです。

ダンケルク飯の次は、マーマレードサンドで決まりだな。


帰りに、2回目の座席を確保しました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?