ぴかぴ

『名探偵ピカチュウ』本当にしわしわ、もふもふ、しおしおで笑顔になれる 5/3~公開

字幕で鑑賞。ポケモンワールドって、実は『ズートピア』。みんな違って、みんないい世界。そして、共に笑い、泣き、駆け回る“あなた”がいる世界。

原題:Pokémon Detective Pikachu ★★★★☆4.5

正直、ストーリーやキャラ描写に若干の粗さを感じても、しわしわ、しおしお、モフモフなライアン・レイノルズのピカチュウだけで3000点! すべてを凌駕します。

舞台は人間とポケモンが寄り添って暮らす街、ライムシティ。まず、その映像描写には圧倒されます。これぞ、実写化の意義!

登場した瞬間から目を離さずにはいられなくなるほど、可愛さがたまらない上に、「ポケットモンスター」の真髄であるポケモンとパートナーとの絆、友情などもしっかりと描かれ、今回は父子関係もカギに。


そこに原作への愛を感じました。

監督を務めたのは、『シャーク・テイル』『ガリバー旅行記』のロブ・レターマン。この方、ポケモンを相当愛していますね。

「愛されなかった…」という悲しみを抱えながら、父の死の真相を知ろうとする朴訥ヘタレ青年ティムを『ジュラシック・ワールド/炎の王国』「ゲットダウン」のジャスティス・スミスが好演。

ポジティブなインターン、ルーシーを演じた『スリー・ビルボード』(ルーカス・ヘッジズの姉役)、『ベン・イズ・バック』(ルーカスの妹役)、海ドラ「ビッグ・リトル・ライズ~セレブママたちの憂うつ~」ではリース・ウィザースプーンの娘アビゲイル役を演じている、何気にカメレオンな注目女優キャスリン・ニュートンも生き生きとしてよい。

英国の名優ビル・ナイ氏が「ポケモン」言うだけでも萌えます。


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