原題：Yesterday　★★★★☆

年末に向け、書いていないものについて少しずつ書いていかねばという中、

ある映画を見て思い出し、想像以上によかったよなぁというのがこちら。

ザ・ビートルズが消えてしまった世界が舞台、以下略。

それに合わせてアレも消えてしまい、アレも、コレもない世界というのが

なかなか楽しかった。

『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』「ゲーム・オブ・スローンズ」第六章でカメオ出演してきたエド・シーランも本人役、彼のマネージャー役のケイト・マッキノンも笑わせてくれるし、現代劇にいるリリー・ジェームズがやはり可愛いのと、

いけてない、気弱な感じの主人公のヒメーシュ・パテルがまたキュートなの！

彼は『ターミネーター：ニュー・フェイト』で今、注目度がものすごく上昇中のマッケンジー・デイヴィスと、ワーナーメディアが2020年5月から開始するストリーミングサービス「HBO Max」配信のドラマに出演が決定しており、次回作はクリストファー・ノーラン監督、ロバート・パティンソン主演『Tenet』ですから、楽しみです。

2018年秋冬のクイーンの『ボヘミアン・ラプソディ』、今年夏のエルトン・ジョン『ロケットマン』に続くような、ザ・ビートルズや彼らの音楽への愛が詰まった映画。

思いがけなく登場するジョン・レノンは、特殊メイクをしたアノ人だし。

時を超えて、世代を超えて、愛されるということのすごさと、難しさ、ある種の残酷さをも思わずにはいられませんでした。