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いつこうなっちゃったの👶・・・??

「きゃっきゃ!!」私は今藤樹里。(こんどういつき)私は先月赤ちゃんを産んだ。名前は母の莉子の莉と樹里の里で莉里(りさ)という。「莉里〜ちょっと待ってね〜莉里はよくミルクを飲むね〜」すっごい勢いで飲んでるw大丈夫??「ゲップっ」やっぱり。wなると思ったよw「あっ!!ママちょっとお出かけしてきてもいい??」うちにはボーダー・コリーという犬種の賢いわんちゃんがいるの。名前はこな。粉ミルクが大好きだから。ミルクにしようと思ったんだけど、こなの方が愛着が湧くし、呼びやすいかなっておもったんだ。「こな〜莉里〜ママ出かけてくるね〜」なるべく急がないと。おむつと・・・ミルクと・・・あと今日のご飯かなっ。私の夫、今藤奈央は、先月交通事故で亡くなってしまった。死因は大量出血死らしい。もう、段々と夫については落ち着いていた。だが、娘の様子が夫が死んでからおかしいのだ。先々週まではとてもおとなしかった。なのに夫が死んだ週からは暴れたり物を叩いたり、まるで夫が死んでだことがわかっているかのような素振りを見せていた。一度、私は精神科に莉里を連れて行った。だが、何も異常がなかったらしく、外で遊ばせることを指摘された。そういえば、全く外に出してあげれていなかった。公園に今日は行って思いっきり遊ぶ予定だ。「ただいま〜帰ってきたよ〜偉かったね〜」そう言って私はこなと莉里を撫でる。二人とも気持ちよさそうな顔をしてニコニコしている。はぁ・・・奈央さんにもこの最高の時間を味わって欲しかった・・・そんなこと思っていると記憶が蘇ってしまい、泣いてしまう。「こな。。。心配してくれてありがと。ふぅっ・・・公園・・・行くか!」行き先は向かいにある紫公園だ。よく子供連れが来るため、みんな公園とも呼ばれている。
1時間後

「疲れたねぇ〜寝ちゃったかぁ〜よし!帰りますか。」「うぇぇ〜ん」「お腹空いたの??」「ヴェ〜〜ん」「よ〜し」ガチャガチャ「どーぞー」はむっスピー「もう寝ちゃった・・・」よし!子守唄を流してっと・・・こなもミルクどうぞ。ペロペロとっとっと「あれ??もう寝ちゃったwじゃあ私もお風呂入って寝よ。」
               次の日
「おはよぉ〜って。莉里!?」なんと莉里が倒れていたのだ。「救急車・・・こなはここで待っててね。すみません・・・はい。〇〇市〇〇●-●-●です。お願いします。」はあぁっ・・・どうしよう・・・とりあえず・・・意識確認しないと・・・呼吸はしてる。脈も打ってる。生きてるね。ピンポーン救急車がきた。すみませーんこの子です。今藤莉里。生後2ヶ月です。はい。お願いします。
「すみません。倒れた原因は・・・」「🥼👦おそらく大きなショックが原因でしょう。」「ショック・・・」色々話して、私は莉里を連れて神社、占い屋に行くことを決意した。私は昔、妄想小説を出版し、一時期売れっ子になっていた時があったのだ。私はその時、この状況のような話を書いた。自分の夫の生まれかりが自分の子供ということが。夫が先月死亡した日と、娘が生まれた日は全く一緒。時差は数時間あるが。でも十分その説は考えられる。そうすると、娘と夫は同一人物を言うことになる。我ながらいい推理だと思っていた。

はっ!?どくどく私の心臓が波打っている。私は佐藤樹里。高校2年生。これはいつの夢・・・正夢になるの・・・何この夢・・・不気味すぎ・・・どっ・・・変なところで終わっちゃったな・・・この小説・・・書いてみようかな。売れそう。よし。おっけい。応募して。



その後彼女は売れっ子になり、今藤奈央と結婚し、莉里を産み、同じことの繰り返し、いや。ループと言った方がいいか。巻き込まれたのだった。

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