黒子 - 2024年1月7日

レッチリのジョン・フルシアンテの愛聴盤をまとめた記事を読んでいたら、フェネスの『Endless Summer』が入っていたので意外だった。全然音楽性違うけどそういうのも聴くんだ。フェネスは大好きだし、レッチリももちろん聴いたことはあるけど、まったく影響を感じない。好きだけど自分の作品には反映されないものってあるよね。それはそれとして『Californication』は好き。

最近、自分の好きなものがまったく自分の作品には表れていないことを考えていて、今回もちょっとそのことについて考えた。というか、私の作品には自分ですらほとんど登場しない。前にアートコレクターズに掲載された私の作品についての批評(これはとてもありがたかった)で「作家本人が黒子に徹している」と書かれており、私はそれを読むまでそのことをまったく意識していなかったので、何か不意を突かれたような気持ちになったことがある。最近は自分の不在にずっと違和感を感じている。こうしてnoteで誰も読まない日記を書いているのも、もしかしたら自分を出していくための練習なのかも。

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