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野球好きが にじさんじ甲子園のプロ・OB転生選手を紹介する

はじめに

にじさんじ甲子園のチーム作成パートもいよいよ大詰め。着々と強力なライバー達がチームに加わっている。その中でも大きな戦力と成りうるのが転生選手だ。現在、合計で15名の転生プロ・OBが登場している。その選手たちのことを調べてきたので、まだプロ野球に詳しくない方に向けて紹介したいと思う。


山口俊(リゼ・ヘルエスタ、舞元)

今シーズン途中に日本球界復帰を果たした投手。何かとネタにされている選手ではあるがその実力・実績は確かなもの。

横浜時代は主にクローザーとして起用。最年少で通算100Sをあげるなど、暗黒期ベイスターズの数少ない希望であった。

後に先発としても結果を残し、2016年オフにFA権行使により巨人へ移籍。移籍後も最多勝の獲得、ノーヒットノーラン達成など、先発の柱として活躍。2019オフにポスティングで活躍の場をメジャーへと移した。

愛称である「どすこい」は、父親が元力士であることに由来している。
なお、リゼ様の推し選手でもある。


田口壮(戌亥とこ)

走攻守、三拍子揃った元メジャーリーガーの外野手。中でも最大の売りはその守備力。ゴールデングラブ賞(守備が上手い人を投票で選ぶ)を5回獲得し、オリックス時代はイチローらとももに鉄壁の外野陣を形成した。

メジャーでも、堅実な守備・勝負強い打撃を見せ、チームの欠かせない戦力となる。カージナルス時代には、ワールドシリーズ制覇に貢献し、見事チャンピョンリングを獲得した。

宮本慎也(緑仙)

抜群の守備力を誇るヤクルトのレジェンド。その卓越したショート守備は巨人の坂本も教えを乞うほど。ゴールデングラブをショートで6回獲得し、シーズン犠打の日本記録を作るなど、まさに名脇役といった存在。

晩年はサードに転向するが、そこでもゴールデングラブを4回獲得。2012年には史上40人目となる2000本安打を達成した。

また、リーダーシップも高く評価されており、2度のオリンピックでキャプテンを任された。日本プロ野球選手会会長も経験している。


小宮山悟(社築)

元ロッテのエースピッチャー。特徴は「精密機械」とまで言われたコントールの良さ。その制球力と多彩な変化球を武器に、117の勝ち星を積み上げた。

また、「シェイク」と呼ばれる魔球を操ることでも有名。力感の無いフォームから押し出すように放たれる緩いボールが不規則に変化する。再現が難しいのか、オリジナル変化球としてパワプロには収録されていないのが残念。

坪井智哉(月ノ美兎)

天才的な打撃センスを有する外野手。1998年、阪神にドラフト4位で入団するとそのバッティングを武器にいきなりレギュラー定着。最終的にリーグ三位となる.327という打率を残す。これはNPBの新人選手で最高打率であり、今なお破られていない。一般的に、初対戦となる一年目は投手側が有利と言われているため、彼の適応能力の高さが伺える。

その後も、日本ハム、オリックスと渡り歩き、1000本近い安打を積み上げた。現在は横浜の打撃コーチを務めている。


桑田真澄(ヌン・ボラ)

アマチュアでもプロでも華々しい結果を残した先発ピッチャー。

高校はPL学園に進み、一年生の夏でいきなりエースとして甲子園優勝という快挙を成し遂げる。同学年の清原とともに「KKコンビ」と呼ばれ旋風を巻き起こした。奇しくも、にじさんじ甲子園でも一年生としての出場となる。

卒業後はドラフト1位指名を受け、巨人に入団。2年目に二桁勝利を挙げるなど、またたく間に先発の柱となる。通算では、最優秀防御率2回、沢村賞、通算173勝という輝かしい成績を残した。

また、ピッチングのみならず、全般的な野球センスが高いことでも有名。本人も、「守備が一番得意で、2番目がバッティング、一番苦手なのがピッチング」と語っている。


小山正明(叶)

「投げる精密機械」と呼ばれるほど高い制球力が持ち味のレジェンド投手。調べたら1953年にプロ入りしているので、これまでに紹介した選手たちより一昔前の時代といったところか。

21年間で歴代3位となる通算320勝を挙げた。正直いって半分チートみたいな投手なので、間違いなく今年の夏の鍵をにぎる選手になる。


井上一樹(家長むぎ)

二桁本塁打を5度達成した中距離打者。投手としてプロ入りしたものの、芽が出ずに5年目に外野手転向。すると、打撃の才能が開花しレギュラーの一角に成長。勝負強い打撃から、「恐怖の7番打者」として恐れられるようになる。現在は阪神のヘッドコーチを務める。


前田健太(レザ アファンルナ)

現役メジャーリーガー、通称「マエケン」。スライダーやチェンジアップを武器に、暗黒期の広島をエースとして支えた。にじさんじ甲子園でも中心選手としての活躍が期待される。

また、投手ながらメジャーでのデビュー戦でHRを放つなど、打撃や守備にも定評がある。他にもイニング間に行う「マエケン体操」や、アメトークの「絵心ない芸人」への出演など、何かと話題に事欠かない選手。


永野将司(剣持)

プロ入り4年目を迎える速球派のサウスポー。リリーフとしての起用がメインとなる。「広場恐怖症」という珍しい病気であることを公表しており、同じ症状に悩む人たちへの励みになれるようにと一軍定着を目指し奮闘中。


小幡竜平(鈴谷アキ)

俊足が売りの阪神の若手内野手。主に二遊間を守り、高卒3年目ながら、既に一軍デビューも果たしている。これからの成長が楽しみな選手。


入江大生(レイン・パターソン)

ドラフト一位で入団した横浜のルーキー投手。先発として期待され、4試合に登板したものの未だ未勝利と、プロの壁に直面している。


薮田和樹(雪城眞尋)

広島カープに所属する速球派の投手。大学通算でわずか2試合登板ながらプロ入りを果たし、「隠し玉」と話題になった。

大卒3年目に先発として定着し、15勝をマーク。広島のリーグ優勝に大きく貢献した。ただ、翌年以降は不振が続いており復調が待たれる。


中山翔太(バン・ハダ)

パワーが売りのヤクルトの若手外野手。一年目から5HRを放つなど才能の片鱗を見せている。名字が同じであることから、愛称は「きんにくん」。

佐藤輝明(空星きらめ)

阪神のルーキー外野手。特筆すべきはその長打力。三振を恐れないフルスイングから放たれる打球は既にプロでもトップクラス。現在20HRを放っており、これはセ・リーグ4位の数字。2021年度の新人王の有力候補である。

※コメントでご指摘を頂いたので追記いたしました。'しらかわゆう'さん、ありがとうございました!


以上、15名の選手の紹介を終えました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。





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