手は誰よりも自分を表現している気がする。
疲れているとき
嬉しいとき
元気いっぱいのとき
仕事を頑張ったとき
家事を頑張ったとき
くるしいとき

多くの顔がある。
そしてそれは刻まれる。

何かがあったとき、
手に人を書く。
緊張がほぐれる。
やる気があふれる。
少しほっとできる。

何かを頑張ったとき
何かができたとき
声をあげて
手を眺めてみる

何かが見えるはず。
そしてどこかほっとする。

手は感情なのかもしれない。

手を握られたとき
手を振ったとき
人を叩いたとき
人の背中を押したとき

誰かに、自分に
何かを届けることができる。

握手

それもまた
別れ・出会い
どちらでも。

手は

伝えてくれる。

顔より
言葉より

温かく
そして冷たい。

誰かが
誰かに
そして自分に
何かを与えられる。

誰かを傷つけるより
誰かが前にすすむのに。
私は使いたい。

ふと気がついた朝の感情