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知ることは難しくない、難しいのはそれを使いこなすこと

山口周さんの『独学の技法』を読んでいる。

その中で独学を4つのフェーズにわけて説明してくれている。


①戦略
②インプット
③抽象化、構造化
④ストック

それぞれを詳しく知りたいのであれば本を読んでもらえればいいのでここでは簡潔に説明する。

山口さんが指摘するのは、学ぶという行為が②だけだと勘違いしている人が多いということ。
インプットというのは文字通り本や記事、会話などから得た情報を記憶すること。

ただ、入ってくる情報をそのまま頭に入れておくだけでは、頭でっかちになるだけ。頭でっかちの人ができることは、得た知識を物知り顔でひけらかして教養のある人間だと周りに思ってもらうことだけ(果たしてそれが教養があると言っていいのかどうかも怪しい)。

つまりインプットした情報をそっくりそのままアウトプットするだけじゃ、

ただの情報の中継地点にしかなれない。

わざわざ自分の頭に入ってくれた情報なのに、そこには何のオリジナリティも目新しさない。

情報をそっくりそのままコピーして伝えるなんてことは、その情報が生まれて相当早い段階でないと価値は宿らないはずだ(ただ情報の伝播がとんでもないスピードの現代だとそれすら難しい)。

だから僕たちがインプットする時にやるべきことは、その情報を自分の中で抽象化すること。

インプットする情報というのは具体的なものばかり。つまり、個別性があり使い回しづらい状態。他の分野の知識の近くに持っていっても「そんな知識関係ねー」と弾かれてしまう。

だからこその抽象化。

抽象化することで、具体的だった情報の個別性がどんどん削ぎ落とされていき、より普遍的なものとなっていく。そうすればその知識は他のものと溶け合いやすい。知識と知識を組み合わせられる。

組み合わせられるということはそこに何らかの目新しさが生まれる。

自分が元々持ち合わせていた知識と今抽象化した知識、これを組み合わせればいい。元々持ち合わせている知識はもちろん本から得た情報を同じように抽象化したものでもいいし、自分の経験を抽象化したものでもいい。

情報をただ知っているだけじゃ意味がないんです。
その知識を上手く使いこなさないといけないんです。

知的戦闘力を高める 独学の技法 https://www.amazon.co.jp/dp/4478103399/ref=cm_sw_r_cp_apa_i_dNOzDbTZF29CH

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kazunari

大学生3年生 感性創造 音楽をやっています
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