目を　閉じたら

そっと

そう
そっと　　　　そっと　　　…聞こえる

光る音

感じる
ぬくもり

君の　神秘の輝きと　綺麗さと　
艶やかさ　その光る音　　　　　そして僕の囁き

もっと　煌めいて

もっと　放たれて　
もっと　近づいて　　　　　　そして僕を抱いて

その優しい手を　離さないで　

いつもの
夢で
僕を　抱きしめていて

僕らは　今　　　
夜に会える

まどろみの中から
醒めたら　

ひとひらの　蝶が舞い
僕は　目で追いかけたまま　動けない

それは君

その
ほんの一瞬　天国にいて　この瞬間
蝶になった君は　僕のまぶたに　くちづけをする

ねぇ

だって

誰でも　この衝撃キスで　瞬殺されたい　愛の
魔性のせいで　自分を見失うでしょう

僕は
そんな　熱の中で　眩暈(めまい)して

窓ガラスに映った
魂を抜かれた　僕自身に　

苦笑する

夢の中でも　君が　そんなに　素敵になっていく

戸惑う僕の本心は

届かなくて　

つかめなくて
苦しくて

そう

だから　ただ

そばにいても　いいかな

ただ

あなたを　みつめてる

静かな夜の　

真夜中の囁き　　　　　　　　whisper  僕の吐息

君に　恋した　僕の　独り言

2024/02/25 teo