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保育園で実習@カナダ

10週間・合計500時間の実習がコース修了の条件!


カナダ・BC州にてECE(Early childcare Educator)コースを受講した際、10週間(合計500時間)の実習を経験しました。私の通っていたカレッジでは、座学を修了後、最低2箇所・もしくは3箇所のセッティングで500時間の実習を完了することがコース修了の条件でした。

実習先の見つけ方について

実習先の見つけ方
これまで授業でオブザベーション(観察)に行く中で自分が働いてみたいと思ったデイケア、また住んでいるエリアや興味や適性などを考慮した上でインストラクターのが勧めてくれたデイケアから選択し、インストラクターを通じて申し込みを行いました。

実習先を選択する際に重要視した点
・ビザのサポートをしてくれる可能性がある雇用主
・できるだけ自分の興味にあった哲学や雰囲気の環境

私が実習を行ったセンターについて


センターA

子供の数計25人、Educatorが計4人(オーナー含む)の小規模のモンテッソリーのデイケア。(Preschoolのみ)
センターB
ビクトリアに2箇所のセンターがある中規模のデイケア。アウトドアとフリープレイの時間が多め。Infant/Toddler、Preschoolの両方で展開している。
センターC
カナダ全土、アメリカにも展開している大企業。Infant/ToddlerクラスからPreschoolのクラスがあり、生徒数は100人超え。

実習を行っての感想


良かったこと
卒業して就職後、すぐに即戦力となる実力をつけることができた。
哲学や提供しているカリキュラムなど、全く違った環境下で実習を行うことができたのはとても良かったです。オーナー、働いているスタッフ、日頃のルーティーン、子供達の雰囲気、子供達への接し方やサークルタイムやアクティビティの方法など、様々な視点から違ったアプローチを観察し、自分なりに吸収できた3ヶ月でした。

ECEA(アシスタント)として現地のセンターでアルバイト経験はありましたが、自分が主になってリードするサークルタイムであったり、またメンター(自分を指導してくれるクラスの先生)の元で実際にECEとして働くというのは全く別物でした。

座学で学んでいたことと現実とのギャップ、逆に、現場だからこそ学べることがたくさんあって、実践力をつけるのにとてもいい経験になったと思っています。

大変だったこと
実習期間中の生活費を貯金で支える必要があった
1日8時間、週5日の実習は無給です。クラスメイトには、デイケアで実習後レストランでバイトしたり、週末に働いたりしている人もいました。

スケジュールの管理
実習は時間数で換算されるので、天候や祝日でセンターが休みになったり、自分が病気になって休むと期間が延びます。
スケジュールに余裕があればいいのですが、私の場合、実習後に一時帰国と、その後は次のコースが始まる予定があったので、どうしても予定期間内で実習を終わらせる必要がありました。
体調を優先し、バイトはせずに週末は休養していました。期間中に祝日が2日ほどあったのと、最終日にまさかの大雪でセンターが2日間休みになり焦りましたが(!)、ギリギリで無事終了することができました!

今後、それぞれのセンターでの経験についても、記事にしていきたいと思います。

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