見出し画像

【第二話】どうやらspotifyプレイリストに掲載されないと話にならないっぽい件

こんな事も知らずに戦おうとしていたのかと愕然とするような情報だったので、知ったらすぐにシェア!

プレイリストの重要性について

最近知ったことを受け売りする感じになっちゃいますが、まだあまり一般的に知られていないようなので、僕も改めてここに書いておきます。

ストリーミング先進国のリスナー達はどのように新しいアーティストと出会っているか。

ストリーミング後進国の我々には馴染みが無いんですが、彼らの多くは、好みの合うプレイリストをspotifyで見つけて、そのプレイリストが更新される度に新曲と出会ったりしてるみたいです。
世界中のキュレーターが作るプレイリストが、昔でいうラジオのような役割を担っているわけですね。
アーティスト側も、自分の曲をどれだけラジオやテレビで流してもらえるかが重要だったんですが、今やどれだけ多くのプレイリストに掲載されるかが非常に重要だと言えるような状況です。

何で海外では未だにAppleMusicよりSpotifyの方が親しまれているのか理解できていなかったんですが、実際にSpotifyを使ってみると、この「プレイリストを使って、知らない音楽と出会う」という体験にフォーカスされていて、そのつもりで使うと抜群に使いやすかったです。

どうやってプレイリストに掲載してもらうのか

Submithubというサービスを使うのが最も一般的です。
これは簡単に言えば、アーティストとキュレーターのマッチングアプリみたいなものです。アーティストは、まずプロモーションしたい楽曲を1曲登録します。その登録楽曲は1ドルで1キュレーターに投げつけられます。
キュレーターが「OK!うちのプレイリストに載せたい!」となればマッチング成功となるわけです。

Playlist Push も評判良さそうですが、やや高値で、最も安いパッケージでも¥80,000ぐらいかかるようです。これは僕も避けました。

実際にやってみた

「3.1 Mettalic」から1曲を登録してみましたが、結果は惨敗。
34キュレーターにオファーして、掲載してくれたプレイリストは1でした。

Submithubの特徴として、オファーを断られた時にフィードバックがもらえる点が挙げられます。今回もらったフィードバックの内容としては、要約すると「いろんなジャンルの音が混じっているから、うちのプレイリストのポリシーに合わない」というやつがほとんどでした。

ちなみに、唯一掲載してくれたプレイリストも、曲順が末尾らへんだったこともあってか、ここからの流入は3名程度でした。

反省:流行の先端はお作法に厳しい

これは前から気づいていたんですが、クラブミュージックでも何でも、流行の先端にあたる音楽ジャンルというのは、そのジャンルのお作法に厳しいものです。(音楽以外もそうだと思いますけど。)

今までも、それが流行の先端であった時代は「ギターソロが1分もあるのはオルタナではない」とか「コーラスでメロを歌うのはヒップホップではなくR&Bだ」みたいなお作法が存在していました。
やがてそのムーブメントが巨大化し、一般的に親しまれるようになってくると、だんだんとそのジャンルはいろんな要素を取り込み、そのお作法の厳しさは薄れていきます。それと引き換えに、当初のようなカウンターカルチャーとしての輝きを潜めていくわけなんですが。

誤解を恐れずに言えば、この手のシーンで戦う場合は、変にオリジナリティを出そうとするのが逆効果になります。
現時点で流行の先端に触ろうとするなら、もっとクラブミュージックのお作法に忠実にやらないとダメだなという学びにつながりました。

その辺の改善をぶつけた次作のシングルは4月6日に公開されますので、どうぞごひいきに。

それまでは、submithubで全くプレイリストに掲載してもらえなかった
この作品↓をたくさん聴いてみてください!。

まとめ

・とにかくspotifyのプレイリストに掲載されなきゃあかん
・特定のジャンルに絞り込まないと、なかなか掲載してもらえない
・ugazinは4月6日(土)にニューシングルをリリースするから絶対に聴かないといけない





よろしければ、サポートお願いいたします! もっとたくさんの人に音楽を聴いていただくための広告費にします!