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27節 GAME2 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ VS ファイティングイーグルス名古屋 3/26


ドルフィンズアリーナ

昨日は大接戦の末、勝負とごろでD Dがポイントをあげての勝利。
今日も少ないロスター。試合展開によってはかなり厳しくなる。

スターター
DD
坂本、須田、中東、クラーク、エサトン

FE
石川、野﨑、ジョーンズ、ルーク、ランダル

1Q
立ち上がりは攻守でDDが優位に立った。6-0のランでFEがタイムアウト。かなり早いタイミングでのタイムアウト。これは一種のかけに近い。悪い流れを断ち切って深刻な点差が広がる前に手を打った形だが、流れを変えられなかった場合にさらに悪い展開が待ち受ける。
これは主導権を渡さないための仕掛けのタイムアウト。
そして、実際にそこからズルズルとDDに有利な展開になっていった。
とにかくFEは流れが悪いままシュートが入らない。残り時間1分で21-2という一方的な得点に。
ここでやっと1本シュートが入り、少し雰囲気が変わった。連続得点でなんとか2Qに繋ぐ事ができた。21-6で終了。

2Q
まだ30分間の時間がある事を考えれば、15点という得点差自体は十分取り返す事ができる。最後の4点が大きい意味を持つかもしれない。
1Qの最後の流れがそのまま継続するような立ち上がりに。FEの連続得点で21-10まで迫ってきた。
DDとしてはせっかくの主導権を渡したくない。アウトサイドシュートが落ちているので、インサイドで崩してオフェンスを組み立てたいと思うのだが。
ここでエサトンが力を発揮。オフェンスリバウンドとゴール下の争いでJ・ウィリアムズに勝っている。J・ウィリアムズはウイングタイプの選手なのでやはりここをつきたい。
それから坂本の動きがいい。ドライブもカットも鋭く、今日はさらにシュートも確実に決めている。
残り時間5分30秒。クラークからのタッチダウンパスが坂本に通った速攻で31-14と逆に点差が開いたところで、FEが前半最後のタイムアウト。オフィシャルタイムアウト直前のタイミングだが、やはり点差が開きすぎると勝機が薄くなるとの判断で攻めの采配のような気がする。
DDはここにきて坂本の活躍が目立つ。PG不在のピンチは坂本の成長の期間になっている。
ここでFEはターンオーバー。DDの前からのプレッシャーが成功。そしてクラークの3ポイントが決まり、34-14でオフィシャルタイムアウト。DDの理想の展開になった。
少し早い展開になり、点の取り合いになってきた。42-22、残り時間48秒でDD初めてのタイムアウト。
最後は石川対クラークの1on1。クラークが3ポイントシュートを読み切ってブロック。44-24で終了。

3Q
FEはとにかく3ポイントシュートが入らない。外国籍のスピードを活かしたプレイ以外に打開策が見出せていない。DDは分散してポイントが出来ている。エサトン、A・ウィリアムズのゴール下、クラークのシュート力、各日本人選手の高さの優位など。
このままの展開が続けば、FEにチャンスがないまま時間が少なくなっていく。
5分が経過して58-31。この時間帯はDDはA・ウィリアムズのパワーを中心にオフェンスを展開。そろそろ試合を決める点差になってきた。
残り時間1分33秒。65-35でFEタイムアウト。勝敗が決まってしまったところで、FEの各選手が集中力を保つ事が難しくなってきているように見える。ここまでアウトサイドシュートが入らないと厳しい。
70-42で終了。

4Q
最終Qはどちらもこの先の試合のための時間になる。どのような内容で試合を締めくくるか。
DDは無理をせずにタイムシェアとA・ウィリアムズとの連携を深めたい。
残り時間7分32秒。75-46でFEタイムアウト。
81-50でオフィシャルタイムアウト。
この試合、今シーズン最多の4944人の来場者。名古屋ダービーは当然どちらも地元ファンが来場しやすい。今後もどんどん盛り上がって、リーグの風物詩の1つになると嬉しい。
FEは怪我で長く戦列を離れていたランダルの調子を上げる機会にしていきたいのではないか。
最後はDDはユースの今西にプレイタイムを作って万全な試合に。
94-58で終了。

予想外に大差のつく試合になった。ロスターの厳しいDDとしてはタイムシェアと負荷の分散が徹底できての勝利なのでベスト。

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