_姿勢歩き方から健康を紐解く-1

歩行の捉え方~全体を診るポイント4~

動作分析の中でも歩行は重要度が高いと感じている反面、苦手意識が高いと感じている事も多いと思います。

でも結局は自分の診方の軸(評価基準)が大切です。

私はまず全体を診る事が大切と考えています。

今日はその最後の4つ目のポイントをお伝えします。


不良姿勢は身体に様々な影響を与える事は周知の通りですが、不良姿勢を良姿勢に誘導する際、努力を用いてはいけないことはあまり知られていません。

良姿勢は最小限の力で保てるようにならないとあまり意味がありません。

これは安静時筋緊張といって生理学的・運動学的・力学的にも論理的に説明することができます。

イメージしやすいようにブログに載せておりますのでこちらも参照してください。

https://shisei-walking.com/2019/03/12/立った姿勢で重要な事/

つまり、良姿勢が最小限の力で保てるような状態で動けることが歩行において重要です。

これが4つ目のポイント「緊張」になります。


余計な力(緊張)が入らずに歩けているかを診るということです。

これが診られると様々な事に応用ができます。

例えば、腰痛で骨盤ベルトをしている人にベルトの巻き方をほんの少し変えただけで歩き方が変わり、本人も楽と答え緊張が抜けたりします。

もちろん緊張を具体的にどう診るかは、文章で説明するより動画や勉強会での体感が一番だと思います。

言われてみたら「そりゃそうだ」と思うかもしれませんが、改めて何かの気づきやヒントになれば私としても非常に嬉しいです。

歩行はまず、全体を診る。そしてそのポイントは大きく4つ(と感じています)。

これまでの内容で苦手意識の高い動作分析が楽しくなってくれれば幸いです(*^-^*)


こうした内容は形態構築アプローチだけでなく様々なアプローチの効果判定にも必要です。こうした評価方法やアプローチ方法を知りたい方・学びたい方は勉強会の情報案内をメールでお送りしています。当院のホームページのお問い合わせページより、その他をチェックしていただきお気軽にご連絡ください。臨床の質問もお待ちしております♪

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