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今のままでも挑戦できる。会社に属しながら、自分なりのキャリアを築く── mento利用者インタビュー#12

今回お話を伺ったのは、医薬品卸業で営業職を11年続ける笠木修人さん。「営業以外の仕事に挑戦したい」という思いを前に進めるために、コーチングを受け始めました。当初は転職も視野に入れて様々な活動をしていましたが、今は「転職以外」の方法で、挑戦を続けています。全7回のコーチングを受ける中で気づいたことや、実践したことについて、笠木さんと担当の山崎コーチにお伺いしました。

営業以外の仕事に挑戦したいけど…

──笠木さんがコーチングを受けようと思ったきっかけを教えてください。

転職活動をしてみたことがきっかけで、コーチングを知りました。数年前から「社内で、営業以外の仕事をやりたい」と思っていて、社内公募に応募するなど自分なりに挑戦をしてきたのですが、当時はなかなか思うようにいきませんでした。

「このままのキャリアでいいのか…」と、仕事へのモヤモヤが募るなかで、はじめは自分には選択肢がどの位あるのか確認したくなり、まず転職活動をしてみました。同時に、転職をするかしないかは別として、家族や会社以外の誰かに「話を聞いてもらいたい」と思っていたんですよね。それでmentoの体験セッションを受けてみることにしました。

──仕事やキャリアの悩みって、相談先が難しいですよね。

そうですね。私には妻と、子どもが2人いますが、家族は長年勤めてきた会社をやめてほしくないと考えています。会社にキャリアについて相談するというのも、なかなか率直には相談できません。だから、第三者にフラットに話せる場を探していたんだと思います。

──笠木さんは体験セッションを含め7回、セッションを受けられていますよね。その中ではどのようなテーマについて話されたのでしょうか。

大きく分けて「社内でのキャリア」と「会社以外でのキャリア」について、話していきました。「転職する/しない」の軸で考えるのではなく、自分の中で大切にしたい価値観に触れながら、今後のキャリアを考えられたのがよかったなと思います。

今までだったら「ハードルが高い選択」もできるようになった

──例えばどのような価値観に気づきましたか?

自分の中で大きな価値観として「挑戦すること/挑戦できることが大切」だと気づきました。ずっと「営業以外の仕事をやりたい」と考えていたのも「新しい挑戦をしたい」という思いがあったからです。

あるセッションでは「このまま営業職のままだったらどうなるんだろう?」という話もしましたね。話す中で「営業職のままだからって、挑戦できないことはない」と気づきました。「自分なりにできることや挑戦できることを探しながら、今の仕事も頑張ろう」と考えるようになって、それが拠り所になっているかなと思います。2回目のコーチングを受けたあたりから、今できる挑戦をしていきました。

──具体的には、どんな挑戦をしていきましたか?

セッションの中でコーチと約束してアクションしたこととしては、社外の営業職の人を集めたオンラインイベントの開催です。古い友人や転職していった同期など5〜6人を集めて実施しました。今後のキャリアについて話したり、日々考えていること、それぞれの生き方を共有するような会です。

急に友人・知人を集めてそんな会をやろうだなんて正直、怪しまれるんじゃないかとも思ったのですが(笑)、やってみてよかったなと思います。いろいろと気づきがありましたし、「みんなそんなふうに考えているんだ」とか「自分もこれでいいんだな」と思えた瞬間でもありましたね。

また、社内にて新規事業の部署設立の案をパワーポイントにまとめ、上司に提案していく事もしました。今の営業職でもできる「挑戦」を多岐に渡り行動していくことで充実した毎日に近づいています。

上司からは「新規事業を提案してきた部下は初めてだ」と中身はともあれ、挑戦してきただけでも評価して頂けました。

山崎コーチと笠木さんのやりとり

──思い切って行動してみることで、新しい気づきに出会えたんですね。

そうですね。ほかにも、今まで担っていた役割を「辞める」という選択も、大きなアクションであり、挑戦だったと思います。

私は会社で労働組合の執行委員を勤めていたのですが、土日に5〜6時間かけて会議をするなど、結構リソースが割かれていました。重要な役割ではあったのですが、家族との時間や会社外でのキャリアも大切にしたいと考えるようになったんです。

それまでの自分だったら、何かを「辞める」ということはすごくハードルが高いことでした。でも、自分が大切にしたい価値観や今後のキャリアと向き合ったからこそ、辞めるという決断ができたのではないかなと思います。自分の決断としても、使えるようになる「時間」という意味でも、大きなアクションでしたね。労働組合に割いていた時間を、今は仕事以外の活動やオンラインサロンへの参加などに当てられています。

入会して半年経つオンラインサロンでは第3のコミュニティになり、自分と価値観の合う人たちも多く、挑戦する大人を少しずつ体現出来ていると感じられ、自分自身の理想のあり方に向かって日々取り組まれています。

「飲み会で愚痴を吐いて終わり」ではない自分に

──何かを「辞める」ことで、新しく得られるものってありますよね。コーチングを通したご自身の変化はありますか?

頭の中に複数の「選択肢」を置きながら、目標を持って働けるようになりました。会社での仕事も、会社外でのキャリアも、家庭も、どれか一つを選ぶのではなく、それぞれ大切にしたいなと考えていて。今の目標は「いつ会社を辞めてもいい状態を作る」ことです。

あとは、仕事でモヤモヤすることがあった時の解決方法として、今までは「飲み会で愚痴を吐いて終わり」というところがありましたが、「次のボジティブなステップに進めるような考えを探そう」という意識に変わりました。

──最後に、コーチングをおすすめするとしたら、どんな方におすすめしますか?

何か悩みがあって、その悩みやモヤモヤを「前向きに自分自身で解決していきたい」という意識がある人ですかね。コーチングは、何か具体的な解決策を提示してくれるものではなく、あくまでも「自分自身で行動をする」ことで前に進めます。なので「そろそろ前に進みたいけれど、頭の中がまとまらなくてモヤモヤしている」という人におすすめかなと思います。

また、コーチングを受けるにはお金もかかりますが、私はそのお金は「約束」が持つ価値だと思っています。コーチングでは、次のセッションまでにコーチと具体的なアクションを約束します。その約束は、コーチとの約束でもあり、自分自身との約束。対価が発生することで、その約束がより意味を持つようになるなと思っています。

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