第二階層 検索エンジンの変遷と進化

先週の第一階層ではインターネットの歴史やこれからやってくる5Gについてを知ることができた。第一階層だから可愛いモンスターが待っていると思いきや、案外厳ついモンスターが多かった気はしないでもないし、だいぶ道に迷いながら記録をつけていたが、様々なサポートもあってなんとか形にはなったように思う。これからどんどん成長していきたい。


Webサイト

Yahoo!をはじめとしたWebサイトのメニューにおいて、選択肢(例えばニュースのジャンルなど)を与える場合は5個が理想的ではあり、多くても7個が限界だそうだ。それ以上の選択肢のものは少しみにくく感じられるため、5〜7個の選択肢のものの後に目につく。

Yahoo!JAPANはサイトの中でブラウザをホームに設定するという表示をすることでポータルサイトとして成功した。

世界中のWebサイトは2018年に19億でピークを迎えたが、それからは減少傾向にある。(現在は約17億2千万)しかし、Webサイトに対応するサービスは爆発的に誕生していっている。

過去のWebページを保存する便利なサービスInternet Archiveというものもある。


世界の検索エンジンの推移

1994年は5位だったaltavistaが1996年には1位になりそれから1998年まで20%台をキープしていたが1999年になり遂にYahoo!に超えられ、Yahoo!は2002年まで1位になる。しかし、1994年から徐々に勢力を広げ1位に躍り出たYahoo!であったが、1998年から出てきたGoogleに2002年に1位の座を奪われてしまう。そこからはGoogleの独走状態で、今では1位がGoogle、2位がBaidu Search、3位がBing、4位がYahoo!、5位がYandex Search、6位がDuckDuckGo、7位がAOL Searchとなっている。Googleは75%以上を占めており、今もなお安定して1位を保ち続けている。しかしiPhoneのシェア率が高い日本ではyahoo!が多く使われているようだ。


Yahoo!のカテゴリ検索の闇

元々はアメリカで生まれたYahoo!は1996年に日本版ができた。Yahoo!は当時カテゴリ検索という形がとられており、人が手作業でサイトを審査することでカテゴリにサイトを登録していた。しかしこの形をとると検索をかけてヒットするものはサイト全体を見て良いものであり、1つのページだけが詳しく載っているものは引っかかりにくいシステムになっていた。また、カテゴリ登録のための審査にはそもそもお金がかかり、さらに人の手で上位が決められるため、お金さえ積めば検索上位に自分のサイトを載せることができた。当時はそれでも自分のサイトを効率よくより多くの人に知らせるためには使わざるを得なかったが、しかしGoogleのようにお金を積まなくても良質な記事を上位に載せられるサイトが生まれたことによって、徐々にYahoo!は使われなくなってきた。その結果、検索エンジンの根源であったカテゴリサービスが破綻していき、世界各国で閉鎖されていくなかで遂にアメリカのYahoo!Directoryも閉鎖される。日本のYahoo!JAPANは成功していたので継続したが、そんなYahoo!JAPANもサイトは続けているが、2018年にカテゴリ登録サービスは終了した。また、2017年にはツールバーのサービスも終了した。


Googleの検索システム

Googleは自動で審査を行い、キーワード検索によって1番詳しく載っていると判断したものをページ単位で表示することができる。このシステムによってYahoo!のようなサイトごとに上位をつけていくシステムではでてこなかったが詳しくて良い記事が見つけやすくなった。Googleによるキーワード検索をかけた際の検索順位の決め方は、①ブログ名、ページ名、ページ内に検索したキーワードが含まれているか。②情報の多さ、濃さ、最大公約数がユーザーにマッチするか。③たどり着きやすさ、分かりやすさ。滞在時間などによってそのサイトに訪問したユーザーがどのくらいの満足感を得られたかを考えて決めている。これら①〜③において大切なのが、キーワードが他の言葉に置き換えたら伝わらなくなるということだ。より分かりやすいように例を出すとすれば、「今若者の間で流行っているパンケーキ。一口にパンケーキといっても色々なものがありますが、このサイトでは全国のありとあらゆるパンケーキ店の情報を集め、オススメの人気パンケーキをあなたにいち早く紹介します!さらに今ならパンケーキ...」というように文章が進んでいくサイトがあったする。しかしこの「パンケーキ」という言葉を「タピオカ」に置き換えても話は通じてしまう。「最近お気に入りのスイーツはパンケーキなの!何年か前から若い子の間でも流行ってたし、本場の最近ハワイにあるお店とかも日本に進出してきてるらしいよね(о´∀`о)シンプルにバターとハチミツだけのも美味しいけど、やっぱりたっぷりの生クリームの上にフルーツソースとかいろんなトッピングがのってる豪華なパンケーキが最高だよね(๑>◡<๑)❤️他にもふわふわなスフレの...」というようなパンケーキという言葉以外は当てはまらないものが上位に出てくる。今までのリンクからテーマ(文脈)のリンクをGoogleは評価しているが、リンクの共有方法の多様化(SNSでシェアなど)が広がったことでGoogleはSEO対策が困難になり、上で述べたようなシステムの精度が下がってきている。

Googleは広告収入によってほとんどの利益を出しており、つまり検索エンジンではなく広告代理店という立ち位置にある。その広告の掲載順は「クリック単価×評価スコア」で決まり、検索したキーワードに関連しているものが上位にきている。


GoogleとYahoo!

Yahoo!とGoogleの差は上で述べた通り、サイトの審査方法と見つけ方にあることがわかる。また、検索結果の順位は同じだが、Yahoo!はYahoo!に関連しているサービス(知恵袋やNAVERまとめなど)が入りすぎている。

Yahoo!とGoogleは2010年12月から2年間の予定でウェブ、画像、動画、モバイルの4領域において提携していた。問題がなければその後もそのまま継続される予定ではあったが、今もなお連携体制はとられている。


検索やSNSと私たち

私たちの脳は無意識のうちに今覚えなくても後でわかることはあまり記憶しないようになっている。例えば誰に聞けばわかる情報か、どのサイトを使えば調べられるのかは覚えるが、肝心の情報の内容自体の記憶は薄い。このように記録媒体しか覚えようとしない私たちがネットでなんでも調べてしまうと脳は衰えてしまう。

私たちは検索やSNSにばかり頼っていてはいけない。自分で考えたり覚えることができなければひらめきを生むことなどできないのだ。自分の脳と向き合うことが今の私たちには必要だろう。


おまけ

今回の内容はすごく身近だと思った。このレポートを作成する中でも調べるためにGoogleは使っていたし、使わない日はないと思った。だからこそ最後の項目が特に刺さった。何でもかんでもググってるわけではないが、自分で考えることの重要性に改めて気付かされた。これからは意識してネットで調べ物をしていきたいと思う。

↓設定守ったver

今回の敵は自分の大切な仲間のコピーだった。いつも頼りにしていたし、ここにくるまでも一緒にいたあいつとまさか戦う日が来るなんて夢にも思っていなかった。とどめを刺す時私は思った...普段はあいつに頼りっきりで自分で判断して行動ことはあまりなかったと...。何でもかんでも任せていたわけではないと思うけど、改めて自分の意思をもって決めていくことも大切だと気付かされた。これからは私もちゃんと自分の意思を持って行動していこうと思う。...コピーはいらないからここで倒しておくぜ。グッバイコピー👋