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16歳で古着屋を開業できた理由

まあまあ貧乏な家にわたしはうまれました。

7〜8坪の店舗で父親が印刷関係の仕事をして、
その奥に狭い住居部分のある 賃貸の店舗付き住宅で
家族4人で暮らしていました。

私が高校二年生・16歳の頃

父の仕事での収入が減り、我が家の貧乏度はぐっと深まり
まあまあ貧乏からド貧乏に。

このままでは暮らしていけないというレベル。


そこで
『我が家の貧乏がヤバイんでなんとかしなきゃ会議』

が開催されました。

父・母・私の三名で話し合いましたが
父はもともと「なんとかなるさ」的思考の人間だったこともあり、これといった打開策はなかったので

「はーい!わたし古着屋やりまーす!」

と提案

すでに古着で収益を上げていることをここで初めて家族に話しました。

仕入れルートはすでに多数開拓していて
利益率の高い商品を十分な数量買い付けることができる状態であることを説明。

商売っ気の強い母がこれに食いつき
父の仕事場を半分貸りて古着屋にすることになりました。

こうしてわたしは高校二年生にして実店舗の古着屋をはじめることになりました。


あーおもしろそう


16歳で古着屋を開業できた理由

それは
お金に困っていたから。

16歳で開業できた、というより
16歳で開業しなければならなかった

夢のお店で独立開業なんてステキなものではありません。
わたし以外にお金が稼げそうな人が家族にいなかったから手を挙げた。

シンプルに金銭的な事情によるものです。



もともと自営業の家なので
公的な届け出などは親や税理士さんや司法書士さんがうまくやってくれました。



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