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雑誌を読まなくなったわたしのオススメの雑誌

ファッション雑誌をあまり読まなくなった。
いやファッション誌だけでなく、雑誌全般を読まなくなった。

理由はたくさんある。

中でもいちばんの理由は、情報源としての重要性が低くなったからだと思う。

いま、雑誌で得られる情報・知識は他の手段でも手に入る場合が多い。

しかし、紙の雑誌の良い部分もある。

私が紙の雑誌でいちばん好きなポイントは、興味の無い情報が入るということ。

紙の雑誌を買うとひととおり目を通すので、関心のない記事も目に入る。そこで興味を持つこともある。
この効果に関しては、いまだに雑誌以上の媒体は無い。

電子書籍でファッション誌を読むこともあるが、
はっきり言って見づらい。
ファッション誌と電子書籍の相性は現段階ではイマイチ。課題が多いと思う。

それでもわたしはAmazonプライム会員で、
Fireを2台所有しているまずまずのヘヴィーユーザーなので、prime readingで無料で読めるファッション雑誌はたまに読む。

そう、無料なら読む
それはもしかしたら、お金を払って読むという価値を感じなくなったということかもしれない。

広告主主体のコンテンツをお金を払って読むというのは現代的ではない。
いつからこうなったのか、あるいはずっと前からこうだったのかわかりませんが、広告主の商品を紹介するだけの雑誌ではアフィリエイトサイトのようなもの。

やはり魅力的なコンテンツ、さらに言えば魅力的な作り手のコンテンツにお金を払いたい
こういう考えの人が多くいるからnoteの有料記事やサポートを利用する方が多いのでしょう。

お金を払って物を買うということは、売り手をサポートすることである、という考え方も一般的になった

ただの情報であればネット上に読み切れないボリュームがある。
ステキな写真もコーディネイトもSNSでいくらでも見ることができる。

そんな中で雑誌にお金を払うなら、その道のプロフェッショナルや魅力的な人物が手がけたコンテンツを買いたい。


実際にここ数年で手にした紙の雑誌はほんのわずかだけど、面白かった。

ファッション雑誌という枠ではないものがほとんどですが、紹介しますね。


グリースアップマガジン
ロックンロール、ロカビリーに特化した雑誌。
全ページ白黒といういまどき珍しい紙面。
ニッチマーケット戦略ではなく、本当に好きでやってるというのが伝わるアツい内容。
特集によってはロカビリー好きでなくても楽しめます。



STUDY
ファッション雑誌に分類できるけど、ブツ撮りの商品紹介はほぼゼロ。購買へつなげる導線が見えないのがよい。
東京のリアルな時代の空気感を紙面で表現してる感じ。読むとおしゃれになりたいって思える。
華やかなファッション界が見せる非日常のキラキラ感がいまいち違うなーって方にオススメ。
地方に住んでる方にも読んでほしいな。




商店建築
もう完全にファッション雑誌から離れましたね。
いや、この雑誌おもしろいんですよ。本当。
↑この2011年6月号に関してはコムデギャルソン丸の内の店舗を作る工期やスケジュールとか、床面積、スタッフが何名で客単価がどうとか…ファッション系のメディアでは触れない部分にフォーカスしてるので、「お店」に興味がある方にオススメです。


やっぱり雑誌って良いですね。

もっと積極的に読んでみようと思います!

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