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【ポケカ】シールド戦解説&攻略【トリプレットビート】

はじめに


 今回はポケモンカード強化拡張パックトリプレットビートで行われている
シールド戦について解説します。
私は2回参加し、1回目は4人中3位、2回目は1位でした。
シールド戦が初めての方やそもそもポケモンカード(以後ポケカ)をこの機会に始めた方の一助になればと思います。
①~⑥にチャプターを分けているので、ある程度経験のある方は③から読むことをおススメします。

①シールド戦とは


 シールド戦とは一つのボックス(カード30パック入り)を二人で半分(15パック)ずつ開封して、そこから出たカード+基本エネルギーカード+参加賞の2枚のカードを組み合わせて40枚のデッキを作り対戦する遊び方です。1パック5枚入りで5枚×15パック75枚のカードの中から約25枚のカードを選び(残りは基本エネルギーカード)40枚のデッキを制限時間内に作ります。パックから出るカードはランダムなので人によって様々なデッキを作ることになります。4人一組となり総当たりで3回勝負をし、最も勝った数の多い人が優勝となります。

②シールド戦のルール


 基本的に通常のポケカの対戦ルールと同じです。デッキの枚数が通常60枚が40枚になるのと、サイド枚数(勝利に必要な得点)が通常6枚が4枚になることが変更点です。公式サイトに対戦ルールについて簡単に説明している動画があるので下記URLをご参照ください。参加前に1度ご覧になることをおススメします。


③カードの種類とデッキを作るコツ


 シールド戦のデッキの枚数は40枚丁度です。それより多くても少なくてもダメです。ポケカには大きく分けて3種、細かく分けて7種類のカードがあります。大きく分けるとポケモン、トレーナーズ、エネルギーの3種で、ポケモンの中にたねポケモンと進化ポケモンの2種、トレーナーズの中にグッズ、ポケモンのどうぐ(今回はなし)、サポート、スタジアムの4種、エネルギーの中に基本エネルギーと特殊エネルギーの2種があり合計7種です。この3種の割合がデッキを作るうえで重要になります。

 まずはポケモンの数です。たねポケモンが8~12枚、進化ポケモンが5~8枚で合計13~18枚になるように採用します。
 次にトレーナーズですが今回グッズは参加賞で配られるふしぎなアメ以外はスーパーボールとスーパーエネルギー回収のみです。スーパーボールは出た数だけ入れます。そしてサポートです。こちらは基本的に出た数だけ入れます。今回サポートは4種+参加賞1種の5種あります。すべて1枚ずつ出ればかなり試合で有利です。
 トレーナーズ最後はスタジアムです。こちらも基本的には出た数だけ入れます。
 最後にエネルギーですが今回特殊エネルギーが2種あるのでそれは出た分だけ入れ、基本エネルギーと合計で16~18枚になるようにします。

④カード紹介


 シールド戦で使うカードリストのURLを貼っていますのでシールド戦に出る前には1度目を通してください。

 S~Dまで格付けをしているのでピックの際の参考にしてください。A以下の評価基準は1エネルギーで30ダメージが出るか、HPが110以上あるか、2エネルギーでわざが打てるか、3エネルギーでわざが打てるか、弱点をつけるか等で私の独断でつけています。

S

無条件でピックしてよい

デリバード、スーパーボール、すべてのサポート、スタジアム、ジェッ  トエネルギー、ルミナスエネルギー

A

進化ラインが揃っていたら積極的に採用したい

カイデン、タイカイデン、タマゲタケ、モロバレル、マメバッタ、エクスレッグ、ホゲータ、アチゲータ、ラウドボーン

B

Aのカードが揃わない時の次の選択肢

パルデアウパー、パルデアドオーex、ヤミラミ、イワンコ、ルガルガンex、バネブー、ブーピッグ、ニャオハ、ニャローテ、マスカーニャex

C

扱いが難しいカード

クワッス、ウェルカモ、ウェーニバルex、モノズ、ジヘッド、サザンドラ、カヌチャン、ナカヌチャン、デカヌチャン

D

デッキのバランスをとる用のカード、余った枠に入れる用

トロピウス、パルデアケンタロス、シシコ、カエンジシ、オドリドリ、ブイゼル、フローゼル、ハブネーク、ヤングース、デカグース

⑤実際のデッキを組む手順


 デッキのおおよその組み方がわかったところで実際のシールド戦のデッキを組む手順を紹介します。
 ①トレーナーズをすべて入れ、特殊エネルギーの枚数を確認する
 ②特殊エネルギー+基本エネルギーで17枚にする(このタイミングで基本  エネルギーの色は気にしない)
 ③40枚からトレーナーズとエネルギーを引いた残りの枚数分のポケモンを  選ぶ(13~18枚を目安)かみなりタイプのカイデン、タイカイデンとみ  ずタイプのデリバードを除くポケモンで2タイプ(ほのおとかくとう、  くさとあく等)で組むと戦いやすいデッキになる。
 ④マスカーニャexがデッキに入っていない場合はスーパーエネルギー回収  を外す
 ⑤40枚丁度になるようにポケモンの数とエネルギーの色と数を調整する。

以下のデッキは私が1回目と2回目に使用したデッキのリストです。画像の下にデッキコードも貼っておきます。

1回目のデッキ(3位)1勝2敗

2-4
4-0
2-4

RESMXX-2gwiyH-Mp3yXX

2回目のデッキ(1位)2勝1敗

4-0
4-3
2-4

8Dxc4D-xC9iIN-DxaG8x

 1回目はサポートが少なく悲惨な結果になりました。それでも1つは勝てるのでかなりランダム要素が高いといえます。どんなデッキにもチャンスはあります。
 2回目はサポートに恵まれ、1進化のポケモンにも恵まれたので2進化の『ウェーニバルex』を一応の軸に強力な1進化ポケモンで脇を固める構成で1位になれました。今回みずポケモンの弱点をつくことのできる唯一のポケモンが『タイカイデン』ですがしっかり弱点をつかれ『ウェーニバルex』は1発退場で負ける試合も1試合ありました。絶対はないのでシールド戦は難しいし面白いです。


⑥対戦の流れや意識したい立ち回り


最後に対戦の時に勝ちに繋がりやすくなる私流の行動、思考を紹介していきます。

先攻後攻の選択

 まず、先攻後攻の選択ですが、サポートカードがデッキに3枚(『ボスの指令』を除く)以上ある場合は後攻を選びます。理由はサポートが3枚あれば最初の7枚+最初の1枚ドローでサポートを引く確率が約50%あるからです。
 そして、最初にバトル場に置くたねポケモンは『デリバード』を最優先にし、次に1エネルギーでわざが使えるポケモン、にげる為のエネルギーが少ないポケモンを選びます。後攻プレイヤーは1ターン目からわざが使えるので、『デリバード』のダブルドローや『ニャオハ』のひざしをあつめる等のわざでデッキに1枚でも多く触っていくことを目指します。
 もちろん先攻にもメリットはあります。先攻のメリットとしては先に進化できることです。すなわち大きなダメージのわざを先に打つことも狙えます。しかし、次のターンに順調に進化してわざを使うのは実際問題としてシールド戦では難しいです。だから私は後攻をお勧めします。1番理想的な動きは後攻1ターン目にサポート『クラベル』を使いたねポケモンを3匹ベンチに出し、ジェットエネルギーで『デリバード』をバトル場に出しわざを使うことです。そんなにうまくいくことは稀ですのであくまで理想の動きと認識しておいてください。

毎ターンやりたいこと

 シールド戦において大事なのは毎ターンエネルギーを付けること、毎ターンわざを使うこと、出来るだけ早く進化することです。進化するためには進化ポケモンを手札に加えないといけないのですが方法はターンの最初のドロー、グッズの『スーパーボール』を使う。サポートの『ハヤト』、『キハダ』を使う(サポートは1ターンに1回しか使えない)、相手のポケモンを倒してサイドをとる。ダブルドローをうつ。の6つあります。いかにダブルドローがハードルの低い方法かがわかると思います。

相手ポケモンへのダメージの与え方について

 シールド戦はサイド4枚。つまりexポケモンなら2匹、そうでないポケモンなら4匹先に倒したほうが勝ちになります。極論を言えば4匹分のポケモン以外にダメージを与えるのは無駄になります。基本的には1匹ずつしっかりとダメージを与えて素早く倒すことが大事になります。しかし相手にはにげるという選択肢があるのでなかなか4匹だけにわざを使うということにはなりません。大事なのは毎ターンダメージを積み上げることです。『ボスの指令』を持っている場合はベンチににげたポケモンを狙い撃ちできるのでダメージの蓄積が生きてきます。正直後は実際に場数を踏んで感覚をつかんでいくしかないと思います。

サイドを1枚でも多くとる

 シールド戦は3試合あります。そして勝ち数が同じだった場合はサイドをより多くとったほうが上の順位になります。ですので最後まで諦めないで絶対に勝てない試合でも1枚でも多くサイドを取ることが大事です。実際私が1位になったシールド戦は2勝1敗が二人でとったサイドの枚数の差で私が勝ちました。私は2位の人との直接対決は負けています。そういうことが往々にあるのでシールド戦では1枚でも多くサイドをとれるように動くのが大事です。

さいごに

 ここまでご覧いただきありがとうございます。今回のシールド戦は初めての方も多いようだったので私の経験が少しでも活きればと思い投稿に至りました。時間がたてば正解が変わるのがポケカなので来週にはどうなっているかわかりませんが、一助になれば幸いです。最近動けてないのですが普段は自作PC系の動画をyoutubeに投稿しています。そちらもよかったらご覧ください。ツイッターもやっていますのでフォローしてくれたら喜びます。
では、またどこかで


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