契 憂

成人済。コピッカー。イラストを描きます。

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堂々たる白昼夢/作業過程

 最近、ポケモンスリープを始めました。睡眠時間をできるだけ確保したい!と思いながら頑張って早寝を心がけているので、なんとか80点くらいは貰えてます。睡眠大事。  閑話休題。  久しぶりに絵を描いた(描けた)ので、作業過程を残しておこうかなと思います。と言ってもあまり写真撮ってなかったんですけど。  まずは下書きとペン入れ。  下書きは、相も変わらずPCでラフを描いて印刷してそれをトレースする方法です。細かいところはアナログでないと描き込めない。  下書きが終わったらスキャ

    • 猫さま

       我が家に子猫が迷い込んで今日で二週間。  生後1ヶ月半くらいだそうで、めちゃくちゃちっちゃかった。最初はとんでもなく火を吹かれ、威嚇され、引っ掻かれ、噛みつかれ、ひたすら暴れ回ってたこいつも、その日の夕方にはゴロゴロと喉を鳴らして膝の上で寝てくれたのでその愛らしさに一撃でやられました。本当に、何をしても可愛い。  貰い手も特に見つからなかったので、先週くらいからゲージも買い、本格的に家で買うことに。  よく食べ、よく遊び、寝た姿なんて一度も見たことなかったけど、今日は一

      • ただ、そうだねって、相談に乗ってくれる人がいたら、違った。

        • サラ/作業過程

          「これは、呪いだ」 「君を幸せにしてあげる。」 世界のすべてを不幸にして。 絡みついて解けない この鎖みたいな愛を 呪いと言わずに何と言うのか。  サラのイラストの作業過程です。 1.ラフのラフ(デジタル)  リボンがぶわっと舞ってる構図と、そのリボンの影がサラの顔に落ちてる感じを描きたいな〜と大雑把にデジタルでゴリゴリ。  やっぱりラフがいちばん躍動感あるし、表現したいものがダイレクトに出てて好きだなぁと思いました(過去形) 2.ラフ(アナログ)  デジタル

        堂々たる白昼夢/作業過程

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          季語×グラデーション〜秋の章〜【後編】

          つづき 秋の章後編です。  前編がまだの方はこちらのリンクからどうぞ。  朝晩はやっと寒さも感じるようになりましたが、日中の気温は30度を平気で超えてくるし、まだ夏が居残っているのか、秋が夏を恋しく思っているのか、どっちつかずな状態ですね。いつ決着がつくのか、誰か教えてくれませんか。  エアコンの効いた部屋にいながら、ポチポチと文章を打っております。 6.赤蜻蛉(あかとんぼ)  夏の季語の「海月」が「そう来たか!?」と思った季語No.1だと話しましたが、秋の季語のソレ

          季語×グラデーション〜秋の章〜【後編】

          季語×グラデーション〜秋の章〜【前編】

          はじめに コピック会議アカウントでやっていた企画、「コピック会議四季譚」の秋の章について書きます。  約1年前にスタートしたこの企画の記念すべき第一弾です。管理人2人で作ったグラデーションが並んでるの見るだけで感慨深い……。そして、皆さんにたくさん見ていただいたものでもあります。ありがとうございます。  当時を思い出しながら語っていこうと思うので、良かったらお付き合いください。  夏の章について語った記事はこちらをご参照ください。企画の概要なんかも書いています。 1.白

          季語×グラデーション〜秋の章〜【前編】

          あの日、花瓶を割ったのは

          *神様に愛されたい少女サラの生前の話。 *ベルと出会う前 ある日私は、クラスにあった花瓶を割ってしまいました。 それは、ちょっとした不注意でした。 私は躓いて転んでしまい、その時に肘が当たってしまったようです。 それは、クラスの子たちが毎日手入れをしている花を入れていた、大切な花瓶でした。 私は、“悪いこと”をしてしまったのです。 騒ぎを聞きつけて先生がクラスに入ってきました。 そこには、床に座り込む私と、割れた花瓶と、それを見ていた数名の生徒がいました。 私は怒られ

          あの日、花瓶を割ったのは

          季語×グラデーション〜夏の章〜【後編】

          つづき 前回の記事に引き続き、「コピック会議四季譚」季語×グラデーション〜夏の章〜後編について書きます。  前編をまだ読んでない方はリンク先からぜひ。  後編では、コピック会議アカウントのもう一人の管理人さんが選んでくれた季語5つをご紹介。「蛍」以外は私の目に止まらなかった季語だったりするので、やっぱり着眼点が違うなって思ったし、お互い選んだ季語を披露する瞬間のカタルシスたるや……。超楽しいです。 6.紫陽花(あじさい)  はい、紫陽花です(結論)  もはや多くを語ら

          季語×グラデーション〜夏の章〜【後編】

          季語×グラデーション〜夏の章〜【前編】

          はじめに 今回は、Twitterのコピック会議アカウントでやっていた企画「コピック会議四季譚(しきたん)」季語×グラデーション〜夏の章〜について書いていこうと思います。  この企画は、コピック会議アカウントの管理人である2人が5つずつ季語を選んで、合計10個の季語をイメージして、コピックでグラデーションを作る企画です。去年の秋にスタートしたこの企画も、今年の夏のグラデーションで最後になりました。  グラデーションを作った時の思い入れとか、色々感じたこととかがあるので、記事に

          季語×グラデーション〜夏の章〜【前編】

          夏に誘う/作業過程

          こちらの6色縛りで描いた絵の作業過程です。  まずはラフと色ラフ。今回のテーマがワンピースだったこともあり、全身を描こうと意気込んで用紙サイズはB5に設定。  本当は、ラフからアナログでするつもりだったんですが、何度も消しゴムをかけているうちに嫌になってしまったのであえなく液タブ先生に助けを求めます(笑)  色ラフを作ると一気にテンションが上がりますね。ワンピースの赤と青のストラップ柄は試しに入れてみたら凄く好みな感じになったので即採用。この時点で私の目的は「ストライプ

          夏に誘う/作業過程

          小夏と千秋

             小夏は、辛い人生の中で、世界にも他人にも期待しないし興味もない感じで生きてきたから、何だかんだ言いながら世界や現実に抗おうとしている千秋に笑いかけた。君は頑張ってて偉いね。ちゃんと生きてるんだねって。そう笑った小夏のことを、千秋は好きになった。  千秋は、世間的に言うとチャラ男みたいなポジションなので、友達や知人は多くいたけど、信頼できる友達っていうのは司くらいしかいなくて。まあ、腐れ縁みたいなやつだけど。だから、諦めたように笑いかけられたこともなかった千秋にとって、

          小夏と千秋

          1.白妙菊【しろたえぎく】

           白い息が絶えるみたいに、  穏やかになっていく貴方の、  その色が消えるまで隣に。  冬は世界が眠いっていて、私達も生命力を低下させる。  寒い。  自らの両腕でこの身を包んでは、そう呟くのだろう。  それでも私は、夏を恋しく思うことはなかった。夏が嫌いだった。  ここは静かだ。  空気が澄んでいる。真っ白な雪が灰色になってもまた塗り替えられて、いつの間にか白銀となったこの世界に、色も音も吸い込まれて消えていく。貴方を包み隠すものまで真っ白になっていくみたいに、世界を

          1.白妙菊【しろたえぎく】

          is a Secret

          「神様に愛された少女」  概念的にはそんな風に呼ばれているんだわ。きっと。私には、わからないけど。  本当に“神様”という存在がいるのだとしたら、私はそれを肯定する。この憎しみが、確かにここに存在しているのだから。    貴方に愛されたばっかりに、私の望みはひとつだって手に入らないのよ。この世でいちばん偉い場所(ところ)にいる貴方の瞳に映る間は、私は「神様に愛された少女」でいなくてはいけなかった。滑稽よね。私が「私」であることを、“貴方”が許さないでいるだなんて。  私の

          is a Secret

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          ただ、一輪の慰め(作業過程)

          ただ、一輪の慰め(作業過程)

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          今日は、前の上司がLINEくれて、久々に話せて楽しかった。もう懐かしさを通り越してしまったような、茹だるような暑さに、違和感を覚えながら。

          今日は、前の上司がLINEくれて、久々に話せて楽しかった。もう懐かしさを通り越してしまったような、茹だるような暑さに、違和感を覚えながら。

          私は、貴方の半歩後ろを歩いている

          毎年のことながら、 何かを期待しては、葬って また、掘り起こしては隣に置いた。 根拠のない確信をしていた。 貴方が変わらないでいてくれるだけで良かった。 * 誕生日なんて呆気ないね。 誰の記憶にも残らないなら、 私は存在していないから、 生きていないのと一緒。 なんでみんなそんなに 大切にするのか分からない。 平成最後の、なんて、 どうせまた似たような理由を付けて 特別にしたがるんでしょ。 変わらないでいい。 そのままでいい。 何も特別なんかじゃない。 ずっと、

          私は、貴方の半歩後ろを歩いている