日本語学校の質保証とCEFRのA2について(3)
(1)(2)の続きです
今回は,法務省が募集しているパブリックコメントに関して,日本語学校の質保証に際してCEFRのA2レベルが妥当なのかについて書いてみたいと思います。
CEFRのA2とはCEFRについては前回触れましたが、そこでCEFRには言語教育・言語学習の具体的なレベル設定(A1〜C2までの6段階)と,各レベルでできることの能力記述文(Can-Do Statements;CDS)が提示されていると書きました。この6段階は下から順にA1,A2,B1,B2,C1,C2