二つ名について

メリークリスマス。

この記事は「クイズやる人アドベントカレンダー2018」https://adventar.org/calendars/3138 のために書き下ろしたものです。

さて、これを投稿するのは28日です。

エントリーしたのは19日だかですから、まあもう一週間も立ってる!!すごい!!!
遅筆王とは俺のことだ!!!
しかもまだ終わってない!

というのはさておき本題に入りましょうか。
なにを書こうか悩んだまま、年末の原宿のとなり杯に想いを馳せました。
僕自身は家庭の事情というやつで今回も未エントリーなのですが、聞けば最近は、このイベントで上位に残れると、所謂「二つ名」を与えられる栄誉に授かれるとか。
そんなところまで自分がたどり着くのは難しいとは思いますが、でも人に二つ名をつけてもらえるなんて、とても光栄なことですよね。
あ、僕も人に適当な二つ名つけるの得意なので欲しい人はいってくださいね。適当につけます。

というところまで考えて、クイズでもよく「二つ名」から本名を答えさせる問題を耳にするな、と思い至りました。
これは一つ、この機会にたくさんの二つ名を集めて、自分の勉強に活用してみよう!と思って筆を進めることにしました。

全100問の一問一答クイズとしても使えるようにしたので、みなさん何点取れたかあとで教えてください。

( ゚∀゚)=◯)`Д゚)・;'

①はじめに
さて、二つ名というものはいろんな世界で使われていますね。歴史、宗教、神話、芸術、学問、スポーツ、アニメ、ゲーム。この辺をジャンルにして進めていきましょうか。

②音楽
クイズで1番よく聞くのは音楽家の二つ名のように思います。
例えば
1「音楽の父」
2「音楽の母」
おまえら夫婦かよって思いません?
他にも
3「交響曲の父」
4「ワルツの父」
なんてのもいますね。こちらはシングルファザーなんだな。
そして両親がいれば
5「神童」
もいます。カッコいい。

楽器に着目すると
6「ピアノの魔術師」
7「ピアノの詩人」
8「ヴァイオリンの魔術師」
なんてのも。魔法使えちゃうってすぎょい。
すぎょい、って意味では
9「楽聖」
の響きもすごいですよね。
個人的には
10「歌曲の王」
の[おとーうさんおとうさん!魔王がくるー!怖いよー!]の歌が好きです。

③美術
美術もよく二つ名が出ます。特に**の画家、って呼ばれる人が多い印象。

そんな中でもやはり異彩を放つのが
11「万物の天才」
いやーこれはジャンルを超越してますね。便宜上ここにいれましたが、もう神の領域ですよ。
神といえば
12「神に愛された男」
もすごい。宗教表現に絶大な才能を発揮したというのがよくわかりますものね。
13「小さな星々の中の太陽」
ってのもすごい表現です。具体的なところは掴みかねるけどとにかくすごさが伝わる。思わず昇天しちゃいますね。
○○の画家シリーズだと、
14「炎の画家」
はもっとも有名ですかね。僕もこの人の絵好きです。
15「夜の画家」
というのも好きな言葉。絵で夜を表現するのってとても難しいと思うんですよ。
16「農民画家」
というのは初めて聞きましたが、この人の代表作を思い浮かべると納得です。
17「光の画家」
ってたくさん呼ばれてる人がいる!これは別解ありですね。
光の、という形容では
18「光の魔術師」
もいいですよね。これも複数人呼ばれてるのかー。
19「色彩の魔術師」
の躍動感も好き。これも複数人いるらしいけど一番有名な人をさしてます。
あとこれ二つ名かわかんないですけど
20「ギリシャ人」
もクイズではよく出るので押さえときましょう。

④宗教
宗教もまた、人の名を荘厳な言葉で彩ることで知られますね。まず二大巨頭
21「神の子」
22「目覚めし人」
これは鉄板ですね。
バランスとって世界三大宗教から
23「最後にして最高の預言者」
も。
彼ら以外の関係者としては
24「イエスに愛された弟子」
とかね、二つ名っていうか一人称ですけどね。
25「多聞第一」
は釈迦十大弟子の1人、釈迦の仏典はこの人の記憶に拠るらしいですね。
悪魔に目を向けると
26「明けの明星」
は厨二病感がパない。
27「蝿の王」
もよく聴きますね。
厨二病でわすれちゃいけないのがクトゥルフ。(カテゴリここか?というのは置いておいて)
28「名状しがたきもの」
29「<一にして全>、<全にして一>」
30「這いよる混沌」
らへんは押さえておきたいですね!

④歴史
歴史もまたいろんなものがありますが。地域である程度まとめておきますか
1)中国史
有名なところで高名な詩人から。
31「詩仙」
32「詩聖」
33「詩仏」
あとこれは調べていて知ったのですが
34「詩魔」
という二つ名を持つ方もいると知りました。
戦場に目を向ければ、漢や三国志に。
35「国士無双」
36「美髯公」
37「治世の能臣、乱世の奸雄」
38「白眉」
39「小覇王」
他にもまだまだありますね。
個人的には宋の時代、金と戦い
40「救国の英雄」
と謳われた男の生涯が涙なしには語れません。

2)古代地中海
古代ギリシャ・ローマ時代でまず思い浮かぶのは
41「イスカンダル双角王」
めっちゃかっこいい。しかもその家庭教師は
42「万学の祖」
ですよ。なんだそれ。
またその彼の師にあたる人物は
43「広い」
という、二つ名と呼んでいいのか、あだ名で知られています。
さらにその師がかのソクラテスですが、二つ名という意味では彼よりその妻の
44「悪妻」
が有名でしょうか。ひどい話ですのね。
時代は下がり、帝政ローマ。
45「尊厳者」
はいまの8月の由来にもなっています。
46「暴君」
は何人かの皇帝が当てはまりますが、ここではキリスト教を迫害した最大の有名人で。

えっまだ46…
47「哲人皇帝」
は五賢帝最後の人。答えるとき噛みやすい。

閑話休題
ここでちょっとゲームジャンルを差し込みます

ゲームで印象深いのは、やはり「ファイナルファンタジータクティクス」でしょうか。
公式チートなおじいちゃんの肩書きが
48「剣聖」
な時点で最高にかっこいいし、敵の悪魔たちも
49「不浄王」
50「憤怒の霊帝」
など厨二心がザワザワしちゃう。
51「魔人」
の無理ゲーぶりに初週を棒に振った人も多かったのでは。
また初代「ワイルドアームズ」も思い出深いです。ゴーレムといういわゆるロボットが出てくるのですがそれにつけられた二つ名がまあ
52「魔弾の射手」
53「灼光の剣帝」
54「深淵を統べる王」
55「海を征くもの」
などなど。ああー、ワイの厨二病はここで育まれたんじゃー

長くなりすぎたので、ひとまず前半ここまで!

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