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海外に住んで、リモートでベンチャーの人事にチャレンジ中

最近、自己紹介をすることが多いので、noteでも自己紹介させていただきます。

■ひとこと自己紹介

エルサレム在住。馴染みがない人が多いかもしれませんが、エジプトとヨルダンの間にある、イスラエルとパレスチナが領土争いしている都市です。

仕事は、日本のベンチャー企業の人事を担当しています。株式会社ニットは、オンラインバックオフィス業務サービス「HELP YOU」を運営している創業2年目の会社。社員の半数がフルリモートで働いています。

私がなぜエルサレムにいるかというと、夫(日本人)が海外赴任しているから。今は、日本と海外を行き来しながら、リモートで人事にチャレンジしています。


■はじめての駐妻体験は、アフリカ&イスラム圏!

大学卒業後、就職→転職→転職して、結婚した相手が海外を拠点にするキャリアを選択したので、駐在先についていこう!ついていったら、何かあるだろう…そんな軽い気持ちで駐在妻に。

最初の赴任国はアフリカのスーダン共和国。
イスラム圏でアラビア語。当時は日本の会社が1社もなく、自分のキャリアを活かせるところがありませんでした。
英語学校、アラビア語勉強、孤児院でのボランティアや、PC講習のボランティアなどをして、刺激的な日々を楽しんでいたんですが、前職の同僚が、キラキラとしたオフィスでバリバリ働いている姿が羨ましくなりました。

■ネットがつながっていれば、どこでも働ける!

スーダンにいながらでも、仕事はできないのか?
そう思って、インターネットでいろいろ検索していたら、「HELP YOU」に出会いました。
ネットさえつながれば、どこにいても仕事ができる!
どんな仕事ができるか分からないけど、チャレンジしてみよう!そんな勢いで応募をして、スーダンからWeb面接をしてもらって、働くことが決まりました。

私がHELP YOUのオンラインメンバーとしてジョインしたのが、2015年8月。
HELP YOUのサービスをリリースしてから、半年ほど経っていた時でした。

■オンラインで顧客折衝&チームマネジメント

HELP YOUのメンバーになってから、クライアント折衝を担当することになり、担当クライアントも業務量も増え、気が付いたら、チームリーダーをするまでになっていました。

オンラインでも、日本で働いているのとほとんど変わらず、クライアントと折衝ができたり、チームメンバーのマネジメントをさせてもらい、とても楽しかったです。

スーダンに引っ越してから、自分のコミュニティがなかったところに、自分の価値を発揮できるコミュニティを持てたことが、とても嬉しかったのを覚えています。

■株式会社ニット誕生&リモート人事に挑戦

HELP YOUは、順調にサービスを拡大していき、クライアント数も増え、HELP YOUで働くリモートワーカーも増えていきました。

高まる市場のニーズに応えるため、2017年8月に運営会社が合同会社から法人化し、「株式会社ニット」が誕生しました。ニットが設立されたとき、私はスウェーデンに住んでいたんですが、「これから会社を大きくしていきたい」そんな会社の想いに応えるべく、採用を担当することに。

海外に住みながら、パフォーマンスを発揮できるのか?と不安を抱えつつも、私自身がHELP YOUを通じて、場所に縛られない働き方を実現してきたこと、そしてそういう人たちをもっと増やしていきたいと思っていたので、社員としてジョインをしました。

今考えると、すごい会社ですよね。海外在住のメンバーを人事にするなんて。

■20箇国以上でリモートワーク実施

HELP YOU、そしてニットの人事として働く間、本当に多くの国を行き来しました。
スーダン、トルコ、マダガスカル、ギリシャ、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、ラトビア、セルビア、ボスニアヘルツェゴビナ、クロアチア、オーストリア、スロベニア、チェコ、ケニア、オランダ、ポーランド、アメリカ、オーストラリア…

そして、2019年5月からはエルサレムへ。
私は欲張りなので、旅行で訪れる国でも仕事を止めず、ワーケーション(ワーク+バケーション)をするタイプ。どこへ行っても、ネットは繋がるし、時差をうまく活用して働くことができます。


■なぜ働いているのか? ひとつのロールモデルになりたい

交通網が発展して人の移動が活発化し、さらにグローバル化がすすむと、
転勤や海外駐在は、もっと身近なものになりそうです。
私の周りでも、パートナーの転勤や、海外駐在、さらには夫婦ともに別の国に駐在するケースもあります。そうすると、家族と別居か、どちらかがキャリアを断念する、その二択になってしまうのが現状。

私も一度は、自分のキャリアを断念しましたが、今はリモートワークを活用することで、世界どこでも働くことができています。
もっと多くの人が、キャリアを断念せず、仕事と暮らしを融合する、
ワークライフシナジーを実現できる社会にしたい。だからこそ、自分自身が世界どこにいても、自分の価値を発揮し続けることにチャレンジしたくて働いています。

「とにかく会社にいるべき!なにがなんでも出社すべき!」そんな世界から、人がどこにいても価値を発揮できる世界をつくっていきたいです。

ニットには、私以外にも自分らしいワークスタイルにチャレンジしている仲間がいます。いろいろな壁や課題は出てきますが、仲間とともに超えていけると感じています。

このnoteでは、私の日々の葛藤や、海外ワークの様子をお伝えしていく予定です。

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