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4月から始める語学学習(1)

(はじめに)語学学習が2週間継続できているので、その理由を少し考えてみました。印象批判は拭いきれませんが、ご参考にしてくださればと思います。

・4月は新しい習い事を始める季節

というわけで、自分自身の仕事の幅を増やそうと思い、20数年ぶりにNHKの語学講座をはじめました。
いちおう、学者やってましたので、英語ほかドイツ語、フランス語など西欧の近代言語を使って原典を読むことに不自由はしません。しかし、しゃべるとなるとちょっと「よっこらしょ」って感じになっちゃうので、ビジネスとして使うには修業が必要になります。仕事の幅を増やすには資格を取得するのが一番早いのでしょうが、まあ、基本的なスキルのあるものを伸ばす方が手っ取り早いということで、4月から「入門ビジネス英語」と「まいにちドイツ語」をはじめました。

・継続のポイント

自分でもすぐやめちゃうのじゃないのかあと思っていたのですが、およそ2週間継続していることにちょっとびっくりしています。

それでも継続できている原因を考えてみるといくつか思い当たります。

(1) 5分でも毎日やる
(2) (1)を1日に2回ぐらいやってみる
(3) 忘れることを恐れない

(1)は、ぱらぱら教材を読むだけでもいいので、毎日やることを大切にしています。まあ、これは語学学習の基本です。
(2)は、テキストのスキットが短いので、そこに注目しました。例えば、昼休みの5分でテキストを「読む」、仕事が終わってから家で5分ストリーミングで聴く……等など。分散した隙間時間を活用して重層的に学習するようにしました。1日1回15分やるよりも、集中力が高まりますからね。
(3)は、忘れることは仕方がないので、それに躊躇せず次の課へ進むことを優先しました。躊躇してしまい、そこでストップして、結局、学習の継続そのものが破綻しないようにという意味です。

とにかく読んで、書いて、話して、聞いてという4つの全てを1日にできなくても、どれか1つはやっていくという習慣づくりができれば、継続できるのかも知れません。

まだ、はじめて2週間ですが、1ヶ月後はどんな具合になるでしょうか?

また改めてご報告したいと思います。

・日常生活に新鮮な息吹吹き込む楽しみと驚き

ちなみに、改めて語学を鍛え直すなかで、感じるのは、学習していると「楽しい」ということです。新しいことを知ったり、こういう表現があるのかという驚き=楽しさが継続出来ている秘訣かも知れません。もちろん、これは、僕だけかも知れませんが。その楽しさというのでしょうか…‥。淡々と繰り返される日常生活のなかに、たった5分かも知れませんが、新しい刺激が生まれたことで、生活が少しだけ豊かになったのではないか! などとちょっとだけニタリともしています。

ともあれ、いまが始めるチャンスですよね。皆さまも挑戦されてみてはいかがでしょうか?


氏家法雄/独立研究者(組織神学/宗教学)。最近、地域再生の仕事にデビューしました。