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あんときのデジカメ 桃陵公園の春 with CONTAX TVS DIGITAL

(はじめに)桃陵公園(香川県仲多度郡多度津町)の春を、2003年12月発売の、クラシックデジタルカメラで撮影してみました。その威力やいかに!



レンズは、Carl Zeiss Vario Sonnar T* 7.3-21.9/2.8-4.8、35mm換算で35-105mm。CCDは、有効画素数約500万1/1.8インチ原色フィルターCCD。今となってはロースペックであることは言うまでもありませんが、2003年当時、筆者としては、この年にお子様をさずかり、TVS Digitalではなく、フィルムカメラのTVSで撮影をしており、すげえ、デジカメが発売されたのでほしいなあと思っていたのですが、高価すぎて涙を流しておりました。

一昨年、並品といいますか、実用上問題ない本機を安く購入する機会がありましたので、入手しました。

さて、実際動かしてみると、フィルムカメラ以上にノンビリなことは言うまでもありませんが、それでも一旦、撮影可能になると、よく写るというのが、2年間使ってみての印象です。広角28mm欲しいなーとか思ったりもするのですが、フィルムカメラ感覚で撮影できるのが、僕としては、おすすめです。要するに、とにかく、いかなる状況でもシャッターが降りるということ。まあ、それは、ピントが甘かったり云云という問題を抱えているのですが、フィルムではなく、デジタルであるからこそ、同じシーンを複数回撮影しておけば済むこと。

「あんとき」に手にできなかった、ちょっと古ーいデジタルカメラで「今」を切る撮るって、ちょっと贅沢な楽しみかも知れませんね。







ということで。撮影データ。プログラム撮影、ISO100、ホワイトバランスオート。撮影は2019年4月4日、17:30~。桜が満開になるちょうど一歩手前。撮影場所は香川県立桃陵公園。

氏家法雄/独立研究者(組織神学/宗教学)。最近、地域再生の仕事にデビューしました。