見出し画像

去年確定申告に負けまくったから、今年は捲土重来したい

毎日のように四字熟語を見ているせいか、何を読んでいても、漢字四文字の塊が目に飛び込んでくるようになった。

そして最近特に目に入ってくる漢字四文字がこちらである。

確定申告

この四文字が、郵便、テレビ、ネット広告、いろんな媒体を駆使して、
「もうすぐ確定申告が始まりますよ〜2月16日からですよ〜」とお知らせしてくる。

サバンナで無我夢中でテントを立てていたら、ハイエナの群れがジリジリと距離を詰めてきていた!
みたいな感じで、毎年いやらしくプレッシャーをかけてくる。

個人事業主になって数年経つが、この時期になると本当に数字を見るのが嫌になる。レシートを見るだけで「確定申告やらなきゃ......」と思い出し、お腹がグルグル鳴り始める。

そんなに嫌なら税理士に頼めばいい話なのだが、作業自体は本業をひっ迫するほどのものでもないし、会計のことはある程度わかるようにしておきたい。そんなわけで今年も自力で頑張ることにする。(と言っているが、これは完全にやせがまんで、来年こそは頼もうと思っている)

実際に、レシート整理も入力も、面倒だがはじめれば大して辛くない。
じゃあ何が一番のストレスかって?
e-Taxだよ。


昨年はパンデミックの影響もあって、私ははじめてe-Taxを使うことにした。その時はマイナンバーカードもなく、利用者識別番号を入手。ここで結局税務署に行っているところで本末転倒というか、自分がアホであると自覚した。

それでなんとかログインして、e-Taxソフト(WEB版)というやつで申請しようとしたら、今度はMacの環境は推奨されていないとかなんとかで、渋々使い慣れないWindowsを使いはじめる。その時点で、サルの如くキーボードを叩きつけて割りたくなるくらいイラついていた。

まったく体感的に操作できないサイト内で迷子になり、進みたいところへ進めず、グルグルと同じところを行ったり来たり。キーボードも打ちづらい。ついに血尿が出そうなほどのストレスレベルに達した。出なかったけど。

こうして今までに感じたことがないほどのイラつきの中であーだこーだやっていたら、間違った内容で申告してしまったのだ。お察しの通り、私はなかなかのアホである。昨日自分の知能レベルを疑って、不意に5€のIQテストを受けてみたらなんとIQ134だった。嬉しかったが、そのために5€払った自分はやはりアホなのだろう。


その後、私がe-Taxでかました無数のミスをなんとかクリアし、書類を出し戻しされながらも、なんとか更生の請求が受理された。パンデミックなもんだから、対面のアポイントが数ヶ月待ち。もの凄い時間がかかった。その間に愚痴を聞いてくれたフリーランス仲間の方々には本当に感謝している。

2019年度の確定申告はこんな感じで散々だった。今でもe-Taxのことは許せない。

うっかりe-Taxへの恨み節ブログになってしまったが、何度も書類を見直して作り直したおかげで、今まで適当にやっていたところや理解できていなかったところがかなりクリアになったのは良かったと思っている。去年苦労したからこそ、今年はうまくいく気がしている。マイナンバーカードが手に入って、サイトもリニューアルされたようだし、e-Taxももう少し楽にできるはず。これを最後にe-Taxを悪く言うのはやめよう。

ということで、他のみなさんが私のようなポンコツミスをしないよう祈りつつ、「今年は捲土重来になるようにがんばれ」と今のうちから自分で自分にエールを送っておく。


「捲土重来」
一度敗れたり失敗したりした者が、再び勢いを盛り返して巻き返すことのたとえ。

ちなみに「確定申告」は慣用句とは言えないので、四字熟語扱いはしないことにした。

よろしければサポートお願いします!いつか紙の本も作りたいです