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漢字の便利さに改めて感動した話


こんにちは、Yukaです。
岡山県県北の信号が1つしかない小さな町で
農家民泊UJITEIを運営しています。
岡山県で始めてAirbnbに登録した日本人、
ということもあり、外国人観光客0人の町が、
年間200名近い外国人観光客が訪れるようになりました。

こちら岡山は冬に包まれてきたなという風、色、寒さになってきました。

7才の子供の宿題

今回のゲストは香港から。
家族+友人で泊まりに来てくれました。
香港生まれの7才の男の子はお父さんと上海で暮らしているのだとか。

英語と広東語の2つの言葉を話す香港人。
家族によって英語を家の言語にするのか、
広東語を使うのか、異なるようです。

不思議だよね。

7才の男の子はインターナショナルスクールに通っているから、
彼らは英語を家の中で使っていました。

そして、広東語の勉強もしていて、1日8個漢字を覚えているのだとか。
こちら勉強しているノート。

漢字で会話できる!!

そうなのです、皆さまこの宿題をみてもらえばわかりますが、
私達、話さなくても、
漢字を書けば理解できるのです!!!!!!

これに気付いた時はすごい感動しました。
UJITEIを始めた当初、英語が得意でない母が、
香港人ゲストとすごく仲良くなれたのは、
ひたすら漢字を書いて会話をしていたのです。

今私達日本人が使っている漢字は、旧字になるそうで、
旧字を省略して簡単にかける新字が混じって使われているそうです。
なるほど、でもなんとなくわかる。

床前明月光(李白)

UJITEIに泊まっていたある夜のこと、
月の光に照らされて、木の影が寝室の床に移っていたようで、
その様子をみた7才の子が、

お父さん、李白の床前明月光と同じだね。

と漢字を書いたそう。
日本での月の光と李白の詩がリンクするなんて、
素敵ですよね。
ちなみに李白の詩はこう続くそうです。

床前明月光
疑是地上霜
拳頭望明月
低頭思故郷

秋の夜、目覚めると寝台の前を月光が照らしていた。
そこは明るく輝き、まるで地上に霜が降りたようだった。
光をたどって窓の外を見上げると、山の端にかかる月が見えた。
その景色を見ていると故郷が懐かしくなり、思わずうなだれてしまった。


この漢詩を説明するのに、
英語では伝わらないので、
必死に棒切れを探して土の上に書いてくれました。
この漢字を見ると情景が浮かんで来ます。
漢字ってすごく便利。

お互いに話す言語は違うけど、
同じ文字を使ってるのですね、私たち。


言葉がなくても通じ合う人達

そして、もっとすごいなと思うのは、
言葉が通じなくても仲良く遊ぶ私の娘と香港人の男の子。
棒切れを拾って、ひたすらに土に絵を書いて
遊んでいました。
お絵かきに飽きたら田んぼのあぜ道で鬼ごっこ。

お餅も一緒にこねて、
たらふく食べておりました。
今度は夏に遊びに来るね〜〜と帰って行きました、
次は川で遊ぼうね!


農家民宿
UJITEI
難波邸

田舎の日常体験もできますよ
しめ縄作り
ヒノキの皮で染めるストール作り
お散歩しながら花を集める 生花



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