描けても書けないデザイナー達

どうも世のデザイナー達は文書を書くことが苦手なようだ。最近、そのことを嫌というほど思い知らされる。

今年度に入り、チーム編成が変わったこともあってサービス紹介用の資料をうちのチームで作り直すことになったのだけれども、その進捗が遅々として進まず大変困っています。ついには関係者全員集めて夜通しであれこれ構成から検討しなおしたのだけだけれども、どうも様子を見ていると根本的に文書を書いたり構成したりスキルに偏りがあることが原因の様だということがわかってきました。

すべてのデザイナーがというわけではないのだろうけども、どうもデザイナー達を見ているとみんな文書を作るのがとても苦手。彼ら彼女らの様子を見ていると、とりわけ次の3点にとても苦労している様なのです。

1.頭の中のモヤモヤを上手く言語化できない
2.表現に適切な語句が見つけられない
3.抽象化したり細分化して物事を思考できない

1〜3は大体繋がっていて会議の中であれこれ意見を求めてみると、ウー。。と唸ったまま言葉にして出力するだけで一仕事、そしてでてきた言葉も本質を突いているというわけでもなく、議論を発散して集約していきたいんだけどもそれがまた難しい様子で、自分が考えていた以上に文書にして資料を作るということがデザイナーにとっては難しいことなのかと大変驚いてしまいました。

“書く”機会がほとんど無いことも原因か

正直、自分の考えや売り文句を適切に文字におこして相手に伝えるというスキルはサラリーマンとしても、デザイナーとしても社会で生きていくにはマストなスキルです。そう言った意味でちゃんと文書もかけるデザイナーになってもらわないといけないわけですが、振り返ってみるとやはり圧倒的に”書く”機会が少ないというのが文書を書けなくなってしまう原因の一つの様です。一日中UIやアイコンばかり書いて、ドキュメントはデザイン提案書や実装用資料などの定型化したものしか書いていないとなると、やはりいざ提案書や企画書を書くぞとなった時、何をどの様に書けば良いのかは全く分からなくなってしまうのでしょう。

まずは書く練習からスタートをする

散々アレコレ書いていますが、決して僕も文書を書くことが得意なわけではありません(noteの稚拙な文書から既にバレていると思いますが。。。)ただ、僕が他と違ったところは幸か不幸か提案書や企画書を書かされる機会に恵まれていたという点です。当時の幹部社員相手にあーだこーだと事業計画案やサービス企画案などを提案することがよくありました。もちろんこれを書くために色々と勉強もしましたが、何よりもこの資料を作ることとそれを先輩などに赤入れしてもらうことで、文書を書く力は飛躍的に伸びたのではと思います。デッサンを上達するために毎日何枚も書いていたように、このような文書もなんども書いて練習を積み重ねることで頭と体の両方で文書の書き方を改善できるのかなと思います。

昔に比べ、ビジネスシーンにおいてはエンジニアやマーケティングなど非デザイナーの職種と交わる機会が増えてきました。作るものもより複雑で抽象的なものもあるでしょう。今後はデザイナーも描けるだけでなくそれらを適切に文書で書くことができるスキルが重要になってくるのでしょう。


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竹内 裕和

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