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カエルを茹でるスープは美味しいのかな

社会人の6年目に入りました。入社当時に緊張で声を発することすらできなかった事務所のフロアも、いるだけで苦痛であった飲み会の席も、段々と快適になりました。雰囲気に慣れて、知っている人も増え、仕事だけではなく休日のくだらない話まで雑談できる同期の子も異動で何人か入って、残業は相変わらず多いのですが、精神的に辛くなくなったのです。

直近のこの1年間はグループ会社に常駐しており、本社の事務所には月一の頻度でしか戻っていないです。むしろ、あちらで仕事が全部完結してしまうから、役員に対する月例報告の時間を除き、あまり戻る理由もないです。
今日はまさにその月例報告が夕方にあり、報告が無事終了した後、諸用で事務所を寄りました。入った途端に後輩の子たちが挨拶しにきたりして、仲の良い先輩とすれ違った際、社内自主研修の課題が面倒くさいことについて愚痴を言い合いました(一番尊敬している先輩です)。帰宅しようとしたら、また同期に呼び止められ、北海道旅行のお土産を渡されました。
本当に人間関係に関して申し分の無い職場だなと、思いました。

関係の悪くない同僚たちと、慣れた仕事を前のプロジェクトと似たような要領でコツコツとこなして、平均以上のお給料を貰う。ここに居たらこのような波風のない生活がきっと永遠に続いていくのでしょう。だからこの部署の優秀な先輩たちも、ほとんど転職も異動もせずこの場所に留まっているのでしょう。
言葉悪くいうと、茹でガエルのように…

私は、どうなりたいんだろう。

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