見出し画像

虚構の世界で生きている私

心を揺さぶるものやことは人それぞれだなと思いました。

金曜日に会社の会食がありました。一次会が終わって、上司と先輩に連れていただいてスナックへ。お酒もほどよく進んだところで、ほぼ仕上がっている上司からぽろっと、「もしいつかあなたたちがこの部署から去っていったら俺泣くぞ」との発言が出ました。牽制だったのかもしれません。但しあの時に私がふっと思ったのは、自分は現実で起きたことに涙を流したり、感動したりすることがほとんどないな…とのことです。もちろんその時も上司のありがたい言葉に全く心を動かされなかったのです。へー、すごく人間味のある人なんだと他人事のように思い、お酒を煽りました。

一方、文芸作品にはよく感動して泣いてしまいます。結婚式に参列して、周りの方々が啜り泣きしている中で黙々と食事する自分は、鬼滅の刃の劇場版を見て、逃げてしまう鬼に対して大きな声で叫ぶ炭治郎くんにつられて大泣きしたとか笑(原作を読んでいなかったので、人が死ぬとは知りませんでした)今日は舞台1本と映画1本を見て、どちらもとても素敵で心に響くものがあり、帰りにとても綺麗な月を眺め、映画の主題歌を口ずさんで一人ではしゃぎました。

変な人でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?